番号 遺跡名 所在地  遺跡の概要
1 八千代A遺跡 帯広市八千代町基線196ほか 1985〜88年発掘調査(13,163u)。縄文時代早期の集落遺跡。調査では住居跡105棟が出土し、この時期のものとしては全国屈指の規模であることが判明。出土品は帯広市指定文化財に指定。
2 似平遺跡 似平町西9線35-1ほか 縄文時代の土器や石器が採集されている
3 棚瀬遺跡 空港南町南11線33ほか 縄文時代早期末(約7千年前)を主体とした土器や石器が採集されている。
4 上似平遺跡 泉町西6線中9-1ほか 1976・86年発掘調査(3,225u)。旧石器時代の遺跡として著名で、恵庭a火山灰を挟む上下2枚以上の文化層がある。下層からは前半期の礫群2ヵ所とスポット1ヵ所、上層からはスポット9ヵ所が出土した。上層は後半期の細石刃石器群や有舌尖頭器石器群である。
5 柏台遺跡 南町 自衛隊構内 縄文中期(約4千年前)と推定されるが、詳細は不明。
6 宮本遺跡 西20条南6丁目 1983〜85年に宅地造成(12,593u)、1993・94年に国際交流センター建設に伴う発掘調査(12,390u)。縄文時代前期後半(約5千年前)を主体とする遺跡で、住居跡や落し穴などの遺構や、8万5千点の土器や石器などの遺物が出土。
7 西帯広1遺跡 西23条北2丁目 縄文時代中期〜後期(4〜3千年前)の遺跡で、かつて住居跡の存在が確認された。
8 大空遺跡 空港南町南10線302ほか 1991・95年発掘調査(1,500u)。旧石器時代後半期(約1万5千年前)の遺跡で、細石刃や有舌尖頭器、赤色顔料が付着した台石など約1万点の遺物が出土。
9 西遺跡 西16条南1丁目 縄文中期・後期・晩期、続縄文時代、擦文時代の遺跡。
10 中村遺跡 西10〜12条南3〜5丁目 帯広川に面した微高地上の縄文時代の遺跡。2008年発掘調査(1,000u)では、縄文時代中期〜晩期の土器・石器などが出土した。
11 競馬場西遺跡 西16条南2丁目 縄文中期・後期・続縄文時代の遺跡と推定されている。
12 暁遺跡 西8・9条南12・13丁目 1961年から89年の間に6次にわたる発掘調査を実施(4,732u)。旧石器時代〜縄文時代の遺跡。旧石器時代では「細石刃石器群」の遺跡として全国的に著名。縄文時代では、早期としては道東地域最古の「暁式土器」の標識遺跡で、この時期の集落跡も出土した。出土品は帯広市指定文化財に指定されている。
13 西7条遺跡 西7条南23丁目 縄文〜続縄文時代の土器が採集されている。
14 落合遺跡 南町東3条2〜3丁目 1991・97・2000年発掘調査(1,500u)。後期旧石器時代〜縄文時代前期・中期の遺跡。旧石器時代後半期の遺物に特徴がある。
15 西6条遺跡 西6条南30丁目 低位段丘にある擦文時代の遺跡。
16 川西A遺跡 稲田町南8線16ほか 売買川に面した低位段丘上の続縄文時代の遺跡。
17 川西B遺跡 西15条南41丁目ほか 旧石器〜縄文時代の遺跡と推定される。
18 川西C遺跡 稲田町西1線4-2ほか
西14条南40丁目

1996〜2000・2012年発掘調査(6,323u)。旧石器時代〜縄文時代の遺跡。旧石器時代では約2万5千年前の石刃石器群・礫器・顔料に代表される遺物が出土。縄文時代では早期(約9千年前)〜後期(約3千年前)の遺物や、前期の住居跡が出土。縄文時代前期〜中期にかけては「植物質の食料加工場」として使われたものと推測。
19 八千代B遺跡 八千代町基線180ほか 縄文時代早期の土器が採集されている。
20 八千代C遺跡 八千代町基線190ほか 1974年学術調査。縄文時代早期(約9千年前)の集落遺跡.
21 西帯広2遺跡 西22条北2丁目 縄文前期・中期(5〜4千年前)の遺跡。試掘調査で同期の遺物が出土。
22 三の沢1遺跡 西23条南6丁目 1992年分布調査、1999年発掘調査(250u)。縄文時代早期〜後期・続縄文時代の遺跡。
23 三の沢2遺跡 西20〜22条南5〜6丁目 縄文時代前期〜中期の遺跡と推定されている。
24 戸蔦遺跡 岩内町西7線中12-11ほか 縄文時代前期を主体とする遺跡。
25 牧場川遺跡 泉町西4線12-1ほか 後期旧石器時代の遺跡で、細石刃石器群に関する石器類が採集されている。
26 桜木遺跡 以平町西12線2-1ほか 縄文時代の遺跡で、土器や剥片が採集されている。
27 空港南A遺跡 泉町西7線10-11ほか 1982年、空港工事に伴う範囲確認調査と農道整備にかかる発掘調査(200u)。旧石器時代の遺跡。恵庭a火山灰を挟んだ上下に文化層があり、下層からは石刃や細石刃様の石器(約2万5千年前)が出土、上層は細石刃や有舌尖頭器など後半期の遺物が採集されている。遺跡の主体部は比較的良好な状態で保存されている。
28 空港南B遺跡 泉町西7線中10-11ほか 1984年発掘調査(2,751u)。旧石器時代後半期の遺跡で、細石刃・削器などの遺物が出土。
29 自由ケ丘遺跡 西20条南6丁目 1984年発掘調査(780u)。縄文前期(約5千5百前)の遺跡で、落し穴が1基出土した。
30 空港南C遺跡 泉町西7線中10-11ほか 旧石器時代の石刃が採集されている。
31 広野遺跡 広野町西1線142ほか 縄文時代早期の遺物が採集されている。
32 八千代D遺跡 八千代町西1線186ほか 縄文時代中期の土器が採集されている。
33 八千代E遺跡 八千代町西1線205ほか 縄文時代晩期(約2千5百年前)の土器や石器が採集されている。
34 八千代F遺跡 八千代町西1線179-1 縄文時代早期の遺物が採集されている。
35 八千代G遺跡 八千代町基線209ほか 縄文時代中期〜晩期の土器などが採集されている。
36 八千代H遺跡 八千代町西1線187 剥片が採集されている。
37 泉町A遺跡 泉町西7線中8-4 1990年発掘調査(150u)。旧石器時代後半期の細石刃石器群が出土。
38 南町1遺跡 空港南町296-1 1994年発掘調査(1,900u)。旧石器時代後半期の、掻器、彫器、舟底形石器を特徴とする石器群が出土。
39 南町2遺跡 空港南町南9線299 1994年発掘調査(4,327u)。旧石器時代の遺跡で、恵庭a火山灰を挟む上下に文化層があり、下層(約2万5千年前)からは前半期の焼土を伴う遺物集中、上層からは後半期の細石刃を伴う土坑が出土。
40 南町3遺跡 空港南町293-1 1994年発掘調査(2,000u)。縄文時代晩期の遺物が出土。
41 稲田1遺跡 稲田町西1線3‐6 1995・96年発掘調査(18,500u)。旧石器〜縄文時代の遺跡。旧石器時代は後半期の有舌尖頭器石器群が出土。縄文時代は早期末(約7千5百年前)の遺物が出土。
42 八千代牧場遺跡 八千代町西4線八千代牧場内 縄文時代前期の土器などが採集されている。
43 桜木2遺跡 桜木町東4線109ほか 1998年発掘調査(2,400u)。縄文時代中期の土器が出土。
44 岩内1遺跡 岩内町西2線14‐2 2000年発掘調査(1,200u)。縄文時代早期〜晩期にかけての遺物と、旧石器時代終末の有舌尖頭器が出土。
45 別府1遺跡 別府町38‐1ほか 2000年発掘調査(1,350u)。旧石器時代の遺跡で、後半期の石刃・彫器などが出土。
46 若葉の森遺跡 西17条南6丁目 2001・02年発掘調査(6,366u)。旧石器時代前半期・縄文時代前期・中期の遺跡。旧石器時代は前半期の小型剥片石器群が出土、年代は約3万年前。縄文時代では住居跡や落し穴、集石、焼土などが出土。
47 大正1遺跡 大正町東3線46‐13ほか 2002〜03年発掘調査(7,557u)。縄文時代早期・前期・後期・晩期の遺物が出土。
48 大正2遺跡 大正町東3線50‐7ほか 2002年発掘調査(3,920u)。縄文時代早期・後期、続縄文時代の遺物が出土。
49 大正3遺跡 大正町東3線66‐1ほか 2003年発掘調査(3,625u)。縄文時代草創期に相当する約1万4千年前の北海道最古の土器が出土した。ほかに、早期の石刃鏃文化期の住居跡が出土。
50 大正4遺跡 大正町東3線70‐3ほか 2003年発掘調査(3,128u)。縄文時代早期・前期・晩期の遺物が出土。
51 大正5遺跡 大正町東3線72‐1ほか 縄文時代中期の土器と剥片類が採集されている。
52 大正6遺跡 大正町東3線 2003年発掘調査(704u)。縄文時代早期を主体に、前期・中期・晩期の遺物が出土。早期では暁式土器の古手(約1万年前)の遺物集中4ヵ所がある。
53 大正7遺跡 大正町東3線70‐3ほか 2003年発掘調査(2,100u)。縄文時代早期の石刃鏃文化期や中茶路式土器・前期の住居跡が出土。
54 大正8遺跡 大正町東3線72‐1ほか 2004年発掘調査(6500u)。縄文時代早期・前期の住居跡、前期の墓、各時期の土器・石器約30万点が出土。
55 大空2遺跡 空港南町303-1 2004年発掘調査(400u)。旧石器時代後半期の遺物が出土。
56 チョマトー遺跡 西15・16条北1丁目 2005年発掘調査(1,385u)。縄文時代早期・中期・晩期の遺物が出土。
57 岩内2遺跡 岩内町西1線14−1 縄文時代の石鏃・剥片が採集されている。
58 大正9遺跡 大正町東3線75−2 縄文時代の石器類が採集されている。
59 愛国1遺跡 愛国町東2線88 縄文時代の石器類が採集されている
60  岩内3遺跡 岩内町西1線12-2、13-1〜6ほか 石器類が採集されている
 61 岩内4遺跡  岩内町東2線43-1・4、45ほか 土器が採集されている。
       
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2015.4.7更新

帯 広 の 遺 跡 一 覧 表

★文化財の保護について取り決めた「文化財保護法」という法律では、「土地に埋蔵されている文化財」を埋蔵文化財としています。これは、考古学でいう貝塚、チャシ跡、住居跡、墓跡などの「遺構」と土器・石器などの「遺物」に相当します。また、埋蔵文化財の存在が確認された土地を「埋蔵文化財包蔵地」と呼びます。これは考古学でいう「遺跡」にあたり、帯広市域で61ヵ所、十勝管内では1千ヵ所以上、北海道では1万ヵ所以上の存在が確認されていますが、未知の遺跡はこの数倍はあるものと推測されます。
◆くわしくは、埋蔵文化財センターまでお問合せください◆