TOPページ お知らせのページ  2015年度カレンダー          

帯広百年記念館 2015年度 プログラムレポート        

2015年4月以降に開催したおもなプログラムのようすを紹介しています
               
百年記念館企画展 『新着資料展』 
★平成27年度に当館が新たに収蔵した資料を展示・紹介し、あわせて博物館が行う資料の収集活動についてパネルなどで解説しました。
 今年度は、戦前に制作された「帯広水光園の絵葉書」、帯広在住のアマチュア写真家・小坂俊昌氏が撮影した昭和20年代から現在至る写真資料、太田富男氏寄贈の電話機資料、当館が制作した鳥類仮はく製、関口哲也氏寄贈の写真(美術資料)など約280点を消化しました。展示は「資料がどのような歩みを経て博物館までたどり着いたのか」という点に留意したキャプションを作成するなど、博物館の資料収集活動を理解いただけるよう工夫しました。
●日時:3月5日(土)〜3月27日(日) 10時〜16時
●会場:百年記念館特別展示室
●入場者:935名
 
 
ロビー展 『写真同人にれ 第45回写真展 語りかける大地』
★写真同人にれの会員15名が撮影した、動物、風景、花、人物などの写真58点を展示しました。
●会期:3月8日(火)〜3月27日(日) 9時〜17時 
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:1,279名
  
 
博物館講座 『学芸員の仕事〜平成27年度学芸活動報告会』 
★百年記念館の学芸スタッフが平成27年度に行った調査・研究について報告・紹介する目的で開催しました。専門分野の異なる6名が、普段あまり知ることができない日々の調査・研究活動について、一人15分の持ち時間で紹介しました。
【報告者とタイトル】
大和田 努「晩成社や置戸町にある史料の調査/伊藤彩子「ちょうちょ展とちょっと変わった昆虫採集」
長谷仁美「オオウバユリのデンプン採取について」/丹野佑香「帯広市史所蔵写真の活用」
大熊 勲「生きものの「見える化」から分かること」/山原敏朗「今年度の考古資料の調査」
●日時:3月12日(土) 14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:当館学芸スタッフ
●受講者:65名
  
 
ボランティアの会企画 平成27年度第3回 『懐かしき昭和の歌謡と洋盤のコンサート』 

★百年記念館ボランティアの会が企画・実施する今年度3回目のレコードコンサートでした。今回は「異国の丘」「セーラー服と機関銃」「年上の女」などの歌謡曲や「恋はみずいろ」などの映画音楽17曲を鑑賞しました。ボランティアの会の友安さんのDJで、曲の冒頭でレコードジャケットを掲げて曲紹介をするなどの工夫もあり、「説明が良かった」「継続してほしい」などの感想もいただきました。
●日時:3月13日(日) 13時30分〜15時
●会場:百年記念館2号室
●参加者:46名
 
 
百年記念館ロビー展 『デッサン教室・版画教室作品展』
★10月に4回連続で開催した「楽しくデッサン教室」で制作した縦20センチ、横150センチの“絵巻物”16点と、11月に開催した「版画教室」で制作した今年の干支「申」を彫り込んだ年賀状21点を展示しました。
●会期:2月14日(日)〜3月6日(日) 9時〜17時 
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:1,638名
 
百年記念館ロビー展 『ひな人形展』
★百年記念館に収蔵するひな人形から、今年度新たに収蔵した大正時代の「立ち雛」や昭和7年購入の「御殿付きひな人形」、昭和47年購入のケース入り「木目込みの人形」など3セットを紹介しました。 
●会期:2月13日(土)〜3月6日(日) 9時〜17時 
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:1000名
 
第332回ロビーコンサート 『帯広三条高等学校 現役・卒業生によるクラシックコンサート』 
★帯広三条高校で音楽を学び、音楽の道へ進んだ卒業生や、音楽関係の進路を目指す在校生による初めてのコンサートでした。
 コンサートは16名の出演者が、ソロで声楽やピアノ、クラリネット、マリンバなどを演奏し、会場を溢れんばかりに詰めかけた多くのお客様を魅了していました。

●日時:2月28日(日) 18時15分〜20時10分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:帯広三条高校現役・卒業生の皆さん 
●来館者:200名
 
 
博物館講座 『これからの博物館』 
★博物館の将来像のついて、学術的な理論に基づき、生涯学習や博物館ボランティアなどのテーマに沿って講演いただきました。
 講師には、ともすると難しくなりがちな博物館活動に関する学術的な考え方やさまざまな問題を、分かりやすく紹介いただきました。
 参加者のアンケートからは、「地域における博物館の役割を考えるきっかけとなった」旨の会頭が複数見受けられました。
●日時:2月13日(土) 14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:岡庭義行さん(帯広大谷短期大学副学長)
●受講者:48名
 
 
体験教室 『下駄スケート・竹スキー体験』 
★おびひろ氷まつりの期間中、当館の前庭に設けた「特設リンク」を会場に、『昭和ナツカシ館』所有の「下駄スケート」と「竹スキー」の体験教室を開催し、例年以上の人数の子どもたちが昔の冬のあそびを体験しました。
 竹スキーは未就学児から楽しむことができ、親子で体験するようすも見ることができました。


●日時:2月6日(土)〜2月7日(日) 10時〜15時
●会場:百年記念館特設リンク
●参加者:283名
  
 
百年記念館ロビー展 『ゲロリからはじまるスケートの歩み』
★帯広市内の私設博物館『昭和ナツカシ館』所蔵の「下駄スケート」や「ゲロリ」、「スピードスケート」などと、当館が所蔵する初期の「おびひろ氷まつり」の写真など中心に展示し、十勝・帯広の冬のあそびの代表「スケート」の歴史や「冬のイベント」のようすを紹介しました。
 なお、来年度は「冬のイベントあれこれ写真展」を開催する予定です。

●会期:1月22日(木)〜2月7日(日) 9時〜17時 (氷まつり期間中は22時まで)
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:2,201名
  
体験教室 『アイヌの衣装を着てみよう!』 
★おびひろ氷まつりの期間中、当館が所有する小学生向け体験用アイヌの木綿衣「チヂリ」などと「「マタンプシ(鉢巻き)」を希望者の試着する体験教室をリウカで開催しました。また、大人用の着物も用意できたので、親子で衣装を着て記念写真を撮るなど楽しんでいただきました。
 リウカではこのほかに、アイヌのボードゲーム「ウコニアシ」や「帯広の歴史スゴロク」なども体験していただき、3日間で1300人余りの方がリウカを訪れました。

●日時:2月5日(金)〜2月7日(日) 9時30分〜17時
●会場:百年記念館アイヌ民族文化情報センター「リウカ」
●参加者:192名
 
 
第34回『郷土美術展』 
★「郷土美術展」は、当館の広域事業の一環として、十勝管内に在住の美術の制作活動を行っている方々の作品を展示・紹介・鑑賞する公募展として開館以来開催しています。
 34回目となった今回は、95点の応募・出品があり、多様な作品を多くの皆様にご覧いただきました。


●会期:1月22日(金)〜2月7日(日)) 9時30分〜17時(最終日は15時30分まで)
●会場:百年記念館特別展示室
●入場者:1,266名
 
第331回ロビーコンサート 『2016ニューイヤー・コンサート クロモニカとピアノの調べ』 
★山川真幸子さん・早川 健さんのクロモニカ、波塚三恵子さんのピアノによるラテン・映画音楽などのコンサートでした。
 曲目は「アフリカの星のボレロ」「黒いオルフェ」「エル・クンバンチェロ」「セ・シ・ボン」などが演奏されました。

●日時:1月31日(日) 18時〜19時
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:山川真幸子さん、早川 健さん、波塚三恵子さん 
●来館者:95名
 
 
博物館講座 『大昔のとかち〜チャシ研究の最前線』 
★アイヌ民族の「砦」「祈りの場」「聖地」などとされる『チャシ』について、最新の調査研究から見えてきたさまざまな状況を解説いただきました。
 講座の前半は、アイヌの歴史について、おもに続縄文文化以降の状況を日本史やアジア史と対比しながら解説が行われ、後半では近年の発掘調査から見えてきた最初期のチャシや十勝地域を含む道東のチャシの性格などについて紹介されました。
●日時:1月23日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:田才雅彦さん(北海道教育委員会 文化財保護主事)
●受講者:65名
  
 
ロビー展 写真同人にれ第44回写真展『語りかける大地』
★写真同人「にれ」のメンバーによる写真展。今回は会員17名の50点ほどの作品を紹介しました。
●会期:12月6日(日)〜12月26日(土) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:2,285名
 
 
体験教室 『じょうもん人と腕くらべ まが玉作り』 
★滑石製の素材をサンドペーパーなどで、ひたすら磨いて「まが玉」を作る体験教室でした。講座の最初は山原学芸員による「まが玉の基礎講座」として、日本書紀に登場する勾玉や「まが玉豆知識」を紹介しました。その後は1時間半ほどかけてまが玉作りを体験し、ネックレスにして持ち帰っていただきました。行事に当たっては百年記念館ボランティアの会の指導・協力がありました。 
●日時:12月23日(祝) 10時〜12時
●会場:百年記念館3号室
●講師:山原敏朗・伊藤彩子(百年記念館)
●参加者:27名
 
博物館講座 『大地が語る十勝の自然史〜北海道の沿岸潟湖群』 
★十勝を中心とした地形・地質・火山・化石などの自然史分野の研究成果を紹介するシリーズ。今回の講座は道東地域の沿岸部で特徴的に見られる「潟湖」について、十勝の事例を中心にその形成や他地域との比較などについて、講師にお迎えした知北先生が中心になって進めている生花苗沼などの調査成果を交えて紹介いただきました。
 十勝の沿岸部にある湖沼群の形成には、十勝川を流下した土砂が沿岸流によって南下し砂州を形成することが大きな要因であり、生花苗沼では水がほぼ1日で入れ替わること。また砂州には津波堆積物と思われる礫層の存在など、受講した皆さんが興味を引く調査成果も紹介され、受講した多くの皆さんが熱心に聴講していました。
 開催にあたり十勝の自然史研究会、武田一夫さん(帯広畜産大学)にご協力をいただきました。
●日時:12月19日(土) 14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:知北和久さん(北海道大学理学研究院 特任准教授)
●受講者:92名
 
 
百年記念館収蔵作品展 『絵画のどうぶつ園』
★当館収蔵の美術作品を公開する場として開催する美術展。今回は作品の中に動物が描かれたものを中心に、19作家の38作品を展示・紹介しました。展示した作品は以下のとおり
【展示作品リスト】
寺島春雄(油彩)「鳥」「牧場と子供」/武田伸一(油彩)「とり」「平原のカムイ」「ふくろう」「朔北幻想U」「聖道門の聖者」「森の記憶より」「北の詩より」「北の詩(A)」/矢柳 剛(シルクスクリーン)「動物園」「歓喜」「室内」/佐藤克教(木版画)「彼女の風景(昨日)/古賀喜久男(油彩)「ユーモラスな静物」/藤田忠夫(油彩)「カラクム・カナール」/森 真道(油彩)「ラマンチャの羊」/松本竹敏(油彩)「教会のある風景」/関口雄揮(日本画)「雪の中(十勝の牧場)」/中西千尋(油彩)「北国の詩(白馬)」/土井博詞(水墨画)「猛進」「群馬図」「嘶く」/福井正治(油彩)「曲馬」「北方村落B」/国松 登(油彩)「氷人」/坂田雅義(陶芸)「バビロン地下王宮」/葛西新一(油彩)「牛と人T」「牛と人U」/高倉龍璋(日本画)「双虎」/吉村きく(日本画)「かれい」/渡邉禎祥(油彩)「海流は語る」/櫻井マチ子(油彩)「春」「夏」「秋」「冬」

●会期:11月6日(金)〜11月29日(日)
●会場:百年記念館特別展示室
●観覧者:1,758名
 
 
第330回ロビーコンサート 『アナホルン 1st Live 〜ホルンは吠える〜』 
★十勝管内のホルン愛好家グループ「アナホルン」の皆さんによるコンサートでした。ホルン六重奏による「FESTIVAL FANFARE」に始まり、五重奏、八重奏などで音のアンサンブルを楽しませていただきました。 
●日時:11月29日(土) 18時〜19時
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:アナホルン 
●来館者:75名
 
百年記念館ロビー展 『昭和の遊び道具たち展』
★帯広市生涯学習施設4館連携事業のうち「未来に伝える遊び体験」の一環として開催しました。今回の展示は百年記念館ボランティアの会のメンバーが企画を行い、ケースには館収蔵のカルタ、メンコなどを展示、体験コーナーでは福笑い、けん玉、竹割りなどを配しました。
 期間中に訪れた小学校の団体見学では、さまざまな遊びを体験したほか、親子で長い時間遊んでいく姿なども見られました。

●会期:11月14日(土)〜11月29日(日)
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:1,321名
  
第329回ロビーコンサート 『クラシーコ・ムーサ ロビーコンサート/ピアノ三重奏の世界』 
★ヴァイオリン/牧野貴博さん、チェロ/佐藤祐一さん、ピアノ/波塚三恵子さんによるピアノ三重奏のコンサートでした。
 ベートーヴェン/ピアノトリオNo.5、メンデルスゾーン/ピアノトリオNo.2が演奏され、三重奏による優雅な音色を楽しむことができました。
 
●日時:11月21日(土) 18時〜19時30分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:クラシーコ・ムーサ 
●来館者:112名
  
 
第328回ロビーコンサート 『ピアノ倶楽部ロビーコンサート』 
★十勝管内のピアノ指導者を中心とした「ピアノ倶楽部」の皆さんによるコンサートでした。14名の奏者がバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より第1番から第14番を演奏しました。波塚さんのバッハについての解説や曲の聴きどころ、鑑賞のポイントなどの紹介もあり、バッハの魅力をあらためて感じることができました。 
●日時:11月15日(日) 18時〜19時30分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:ピアノ倶楽部の皆さん 
●来館者:125名
  
 
博物館講座 『発掘最前線〜アイヌ文化の始まりを探る』 
★アイヌ文化の始まりを探るうえで、もっとも注目されている厚真町の遺跡発掘調査の成果について、調査を担当している乾哲也さんを講師にお迎えして擦文文化からアイヌ文化期への移行のようす、道央や道東部との交流などを解説いただきました。
 また、会場には厚真町で発掘された擦文土器、宇隆1遺跡出土の常滑焼の壺をはじめ、銅製品、玉類などの実物も展示され、受講者の関心を惹きつけていました。
●日時:11月14日(土) 14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:乾 哲也さん(厚真町教育委員会)
●受講者:46名
 
 
百年記念館ロビー展 『アイヌ語で自然かんさつ展』
★平成29年度の発刊を目指している「アイヌ語で自然かんさつ図鑑」へ向けて、アイヌ有用生物と関係するアイヌ文化を写真と解説パネルで紹介しました。ロビーでは28項目で39種類を写真やテキストで、リウカでは9項目について21の標本とパネル6点で解説・展示しました。 
●会期:10月3日(土)〜11月3日(祝)
●会場:百年記念館ロビーおよびアイヌ民族文化情報センター「リウカ」
●観覧者:2,713名
 
 
第327回ロビーコンサート 『山口千那・やまなみ笛の会/篠笛コンサートVol.5』 
★日本の伝統和楽器・篠笛のコンサートでした。「里の秋」「赤とんぼ」「竹田の子守唄」などを篠笛の優しく素朴な音色で堪能することができました。 
●日時:11月3日(火=祝)17時30分〜19時
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:やまなみ笛の会の皆さん 
●来館者:55名
  
 
第326回ロビーコンサート 『レインボーユニット・オゾン ロビーコンサート2015』 
★レインボーユニット・オゾンの皆さんによるギターとハーモニカのコンサートでした。「昭和の懐かしいメロディー」と題し、「北の国から」「荒城の月」「悲しい酒」「北の旅人」などが3部構成で演奏され、会場に配られた歌詞カードをもとに来場者も口ずさむなど、和やかで楽しいひと時を過ごしました。 
●日時:10月24日(土)18時〜19時15分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:レインボーユニット・オゾンの皆さん 
●来館者:70名
  
 
博物館講座 『アイヌ語で自然かんさつ』 
★アイヌの人たちの伝統的な有用植物であるカンバ類、ヤナギ類、オオウバユリ、コウライテンナンショウなどを題材に、アイヌ文化と自然を関連付けながら学習しました。
 講座は最初にリウカで、アイヌ文化と生物学を対比させた研究者や、十勝の代表的なアイヌ文化研究について解説するところから始めました。こののち緑ヶ丘公園内を歩きながら、ミズキとイナウの関係、キハダの特徴ある樹皮の感触を体感、ドロノキとハルニレの伝承を対比しながらの解説をはじめ、エゾリスやカラス、カケスなど見つけられた生物などにも触れました。
 
●日時:10月24日(土) 9時30分〜12時
●会場:百年記念館リウカ、緑ヶ丘公園
●講師:池田亨嘉・長谷仁美(帯広百年記念館)
●受講者:8名
 
『平成27年度 百年記念館陶芸サークル展』 
★百年記念館で活動する陶芸サークル4団体(帯広陶芸会・十勝陶夢の会・帯広銀陶会・サークルポタリ)の会員の皆さんの力作435点を展示しました。
●日時:10月8日(木)〜10月18日(日) 9時30分〜16時30分(最終日は15時まで)
●会場:百年記念館特別展示室
●入場者:557名
 
ボランティアの会企画 平成27年度第2回 『懐かしき昭和の歌謡と洋盤のコンサート』 

★百年記念館ボランティアの会が企画・実施する今年度2回目のレコードコンサートでした。今回は「風雪流れ旅」「霧の摩周湖」などの歌謡曲や「史上最大の作戦」などの映画音楽18曲を鑑賞しました。
●日時:10月17日(土) 13時30分〜15時
●会場:百年記念館2号室
●参加者:41名
 
 
博物館講座 『十勝地方の古代文化と交易・交流』 
★今回の講座は、日本古代史・アイヌ史の研究でご活躍の蓑島栄紀さんを講師にお迎えして、近年のアイヌ文化期の調査研究成果を中心に解説いただきました。オオワシをはじめとする本州との交易の実態、続縄文時代にはじまったとされる交易の証拠、擦文時代の状況などを文書史料や遺跡調査の成果から解説されました。また、平取町や厚真町の発掘調査から見えてきた初期のアイヌ文化期の様相、陸別町ユクエピラチャシから見えた道東のアイヌ社会の特徴についてもお話しいただきました。
 講座を通して、従来のアイヌ民族に対する「自然と共生」するイメージと、近年クローズアップされている「交易民」としての性格などを踏まえた「アイヌ史」を模索することの重要性が説かれました。

●日時:10月10日(土) 14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:蓑島栄紀さん(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
●受講者:54名
※この講座は北海道大学アイヌ・先住民センター巡回講座として開催しました。
   
 
第325回ロビーコンサート 『帯広フルートアンサンブル 12thコンサート』 
★気軽に気楽にフルートアンサンブルを楽しもうと平成15年に結成された「帯広フルートアンサンブル」の皆さんによるコンサートでした。演奏曲目は「星に願いを」「ハナミズキ」「リベルタンゴ」「サウンドオブミュージックメドレー」など。 
●日時:10月4日(日)18時〜19時15分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:帯広フルートアンサンブルの皆さん 
●来館者:75名
 
 
郷土学習バス見学会 『陸別町の歴史をたずねる』 
★十勝の歴史について理解を深める目的で開催しました。今回は「国指定史跡 ユクエピラチャシ跡」と陸別町の開拓者である関寛斎の資料が展示されている「関寛斎資料館」などを、陸別町教育委員会の大鳥居さんに解説をいただきながら見学しました。
 ユクエピラチャシでは、チャシの全景を眺めたのち、最大3mほどの壕を越え、チャシの規模などを実体験しながら見学、その後公民館でチャシの出土品などを見学しました。関資料館では、寛斎の渡道以前の蘭方医としての活動、北海道への入植、陸別で生涯を終えるまでの波乱に富んだ人生について解説をいただきました。
 なお、本事業は応募者が多数だったため抽選で参加者を決定しました。
●日時:9月26日(土)9時〜16時30分
●見学地:陸別町ユクエピラチャシ〜陸別町公民館〜関寛齋資料館 (帯広市バス使用)
●現地解説:大鳥居 仁さん(陸別町教育委員会) 引率:山原・大和田
●参加者:30名

百年記念館特別企画展 『ちょうちょ展』 
★十勝に生息するチョウの標本およそ100種、3600点を展示し、チョウの体のつくりや生態などを紹介し、身近に住んでいる昆虫を通して郷土の自然への理解と関心を深めていただくことを目的に開催しました。
 展示は標本を科ごとにまとめてグルーピングし、見どころや特徴をパネルを使って解説しました。期間中にキアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、アカマダラの幼虫を飼育し、成長過程を観察できるようにしたところ、大変好評でした。
 体験教室「チョウの標本をつくろう」は6日間で70名の参加があり、その後も自分で採集したチョウを持ち込み標本作りをおこぬ子供も多くいた(45名)。「プラバンでキーホルダー作り」は期間最後の3日間、各日30名限定で実施し、幼児から小学生が楽しんでいました。
●日時:8月8日(土)〜9月23日(水=祝)41日間 9時〜17時
●会場:百年記念館特別展示室
●入場者:6,301名
●体験教室「チョウの標本をつくろう」8月12日〜16日 参加者70名
●体験教室「プラバンでちょうちょのキーホルダー作り」9月21日〜23日 参加者90名

   
博物館講座 『8000年前の北海道・十勝』 
★縄文時代にあって、大陸とのつながりが明らかな数少ない文化の一つである石刃鏃(せきじんぞく)文化の概要とその最近の研究について紹介しました。石刃鏃文化に関わる研究が十勝の考古学の歴史と深いつながりがあることを戦前から戦後にかけての浦幌町の事例をもとに紹介。また、へいせい15〜16年度に行った帯広市大正遺跡群で出土した住居跡等から出土した遺物の年代測定の結果などの成果が最近の研究の進展に大きく貢献していることなどを解説しました。
●日時:9月19日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:山原敏朗(百年記念館副館長・学芸員)
●受講者:48名
   
 
『古文書教室』 
★古文書を通して地域の歴史に関心を深める目的で、講師に榎本洋介さん(札幌市公文書館)を講師にお迎えして開催しました。
 今回の講座では、初日に「古文書を読むためのヒント」や「古文書とは?」など古文書解読のために知っておきたいことを解説いただいたのち、2日目にかけて『函館の文字と黒田清隆の樺太開拓』に関する文書史料の解読に挑みました。2日目は上級的な内容に進展するのなど、なかなか難しい場面もありましたが、歴史的な背景や歴史の舞台裏の話しなども交え、歴史を知る上でも有意義な講座となりました。
●日時:9月12日(土)14時〜17時、13日(日)10時〜12時
●講師:榎本洋介さん(札幌市公文書館)
●参加者:29名
※この講座は帯広百年記念館運営連絡協議会との共催事業として開催しました。
 
博物館講座 『東大雪の昆虫』 
★大雪山国立公園の東側に位置する「東大雪」地域に生息する昆虫を豊富な写真とともご紹介いただきました。講師の須田さんが上士幌町ひがし大雪博物館に勤務していたころに行った調査で確認されたトンボ、チョウ、バッタ、カミキリ類のリストの中には、北方系の種類も多く、一方では温泉が湧出する付近では、比較的温暖な地域で見られる種類が生息するなど、帯広市内とは異なる昆虫相があることなどが紹介され、興味深くお聞きしました。
 「大人になった昆虫少年」須田さんの話に、来場者も童心に帰り楽しんでいました。

●日時:9月5日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:須田 修さん(上士幌町教育委員会)
●受講者:30名
  
郷土学習バス見学会 『十勝平野の生い立ちを探る〜忠類のナウマンゾウとマンモス』 
★今年度の自然史系のバス見学会は、幕別町忠類で発見された「ナウマンゾウとマンモス」をテーマに開催しました。おもな見学地は忠類ナウマン象記念館、ナウマンゾウ発掘地点、ホロカヤントーで、当時の環境やナウマンゾウとマンモスの生態、化石からわかったことなどを中心に学習しました。
●日時:8月29日(土)9時15分(集合)〜15時30分(解散)
●講師:十勝の自然史研究会(平譯正勝さん、右谷征靖さん)
●参加者:35名

 

百年記念館ロビー展 『ふるさと文化写真展』
★平成26年度までに当館の歴史資料写真として寄贈された、帯広在住のアマチュア写真研究家・小坂俊昌さんが撮影した十勝・帯広の街並みや風景写真など220点余りを紹介しました。 
●日時:8月1日(土)〜8月30日(日) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
 
『平成27年度 前期陶芸講座修了作品展』 
★平成27年度前期陶芸講座を受講した受講生37名が講座で制作した大小さまざまな作品約490点を展示しました。
●日時:8月19日(水)〜8月25日(火) 9時30分〜16時30分(最終日は11時まで)
●会場:百年記念館2号室
●入場者:208名
 
 
博物館講座 『帯広の森のチョウ』〜モニ1000里地調査から〜 
★8月8日から当館の特別企画展として開催している『ちょうちょ展』の関連行事です。講座では帯広の森で実施している「モニタリングサイト1000 里地里山」調査の目的や意義、さらにこの調査を通して「わかったこと」「考えたこと」「これからのこと」などを調査データを示しながら解説しました。
●日時:8月8日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:池田亨嘉(帯広百年記念館 学芸員)
●受講者:24名
 
第324回ロビーコンサート 『チカCカホン打!倶楽部コンサート』 
★打楽器”カホン”とピアノ、マリンバ、ギター、アルトサックス、オーボエ、ウッドベースによる楽しいコンサートでした。「ルパン3世のテーマ」「さざんかの宿」「イパネマの娘」「〜ありのままで〜」など多彩なジャンルの耳覚えのある曲が多く演奏されました。 
●日時:7月26日(日)18時〜19時15分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:チカCカホン打!倶楽部のみなさん 
●来館者:80名
  
第323回ロビーコンサート 帯広北高等学校 箏部『夏の調べ』 
★帯広北高等学校箏部の皆さんによる恒例となったコンサートでした。演奏された曲目は「飛躍」久本玄智作曲、「さくら舞曲」大月宗明作曲、「星のように」松本雅夫作曲などでした。
 
 
●日時:7月25日(土)17時30分〜18時30分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:帯広北高等学校箏部のみなさん 
●来館者:65名
  
博物館講座 『ものがたりの昆虫3』 
★物語の中に登場する昆虫のうち、帯広でも見ることができるいくつかについて、生態などを紹介しました。この講座は物語を通じて昆虫を紹介することで、敬遠しがちな昆虫を身近に感じていただきことを目的に開催しており、今回はシリーズ3回目となりました。
 今回は、『イソップ物語』『ファーブル昆虫記』『風の中のマリア』(百田直樹著)ではスズメバチについて、『八月の青い蝶』『コタン生物記』ではチョウ、『ゴッホの手紙(下)』『MORH FILIA』ではガについて、それぞれ物語を読みすすめながら標本をご覧いただき、生態を解説しました。
 
●日時:7月11日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:伊藤彩子(帯広百年記念館 学芸員)
●受講者:32名
 
第322回ロビーコンサート 『アッサンブラージュ クラリネットアンサンブルの夕べ』 
★十勝管内の福祉施設の演奏活動を中心に活動しているアッサンブラージュのクラリネットコンサートでした。
 第1部では「愛すべきネコたちの世界」、「ねがい」など、第2部では色々なジャンルの映画音楽が演奏されました。
 
●日時:6月27日(土)18時〜19時30分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:アッサンブラージュの皆さん 
●来館者:45名
  
ボランティアの会企画 平成27年度第1回 『懐かしき昭和の歌謡と洋盤のコンサート』 

★百年記念館ボランティアの会が企画・実施する今年度1回目のレコードコンサートでした。今回は歌謡曲や洋楽など18曲を、ボランティアの会・友安さんが時代背景などを自身の経験をもとに紹介しながら進めました。
●日時:6月27日(土) 13時30分〜15時
●会場:百年記念館2号室
●参加者:25名
 
博物館講座 『ユーラシアの乳文化をたずねて』 
★講師に帯広畜産大学の平田昌弘先生をお迎えして、ミルクが育んできた世界の牧畜民の乳加工のいろいろや歴史を、1)搾乳開始の原風景、2)ミルク利用と人類進化、3)日本におけるミルクの位置の3点を中心に紹介いただきました。
 1)では、搾乳の開始はおよそ9千年前に西アジアの乾燥地帯でヒツジ・ヤギを対象に始まり、これは人類史における”一大生業革命”といえること。2)ではミルクの利用が西アジアで発明されて以後、およそ1万年をかけてそれぞれの地域でさまざまに発展し今日に至っていることなど。3)では”日本型の乳文化”の形成が近未来型のライフスタイルとなりえ、乳・乳製品がサンドの主要な食事に溶け込むことができるかどうかによって乳業界や乳文化の将来がかかっていることなどが説かれました。
●日時:6月20日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:平田昌弘さん(帯広畜産大学 准教授)
●受講者:39名
  
博物館講座 『レコードと音の文化史24』 
★平成5年に開催した博物館講座「レコードの歩み」を第1回とし、24回目となりました。今回は、オペラからオペレッタ、そしてミュージカルへと発展した3つのジャンルについて、映像資料を取り入れながら、時代背景などを紹介いただきました。
 歌劇「カルメン」、喜歌劇「メリー・ウイドゥ」、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」などの中から、一度は耳にしたことのある名演奏13曲を楽しんでいただきました。今回の講座は、DVD、VHS,SPレコード、カセットテープ、Power Pointとさまざまな音源や映像を駆使したものとなりました。
●日時:6月6日(土) 14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:山内秋夫さん(帯広狂言づくしの会 代表)
●受講者:101名
 
 
第321回ロビーコンサート 箏と尺八による『薫風の調べ』vol.2 
★阿部雅楽扶美さんの箏と萩原朔山さんの尺八によるコンサートで、ゲストとして帯広北高等学校箏部の皆さんがゲスト出演しました。
 演奏曲目は、「紫の幻想」野村正峰作曲/尺八・箏二重奏「壱越」山本邦山作曲などで、アンコールもありました。
 
●日時:5月30日(土))17時30分〜18時45分
●会場:百年記念館ロビー
●出演者:阿部雅楽扶美さん、萩原朔山さん、帯広北高等学校箏部の皆さん 
●来館者:110名
  
ロビー展 『荘田喜與志と仲間たち展』
★荘田喜與志氏とともに歩んだ写真家たちの作品48点を展示しました。
●日時:4月25日(土)〜5月24日(日) 9時〜17時
●主催:荘田喜與志と仲間たち展実行委員会
●観覧者:4,014名
 
 
博物館講座 『ぶらり帯広』 
★帯広市内を探索し、街並みからわかる歴史や自然を紹介するプログラムとして平成24年から開催しています。今年度は大通りや中央公園、広小路など帯広駅北方面を中心に行いました。
 おもな探訪先は、ホテル日航ノースランドで壁や床に使われている大理石に埋まっている化石の観察。大通りの村上金物店(明治末創業)。帯広最古の鉄筋コンクリート建物の帯広信用組合本店。広小路火災あとに見る植生の遷移。防空壕跡が小山になっている「さかえ公園」などでした。
●日時:5月24日(日)13時30分〜15時
●集合・解散:帯広駅
●解説・引率:藤山広武・平譯正勝(十勝の自然史研究会)、持田誠(浦幌町立博物館)、大和田 努・伊藤彩子・丹野佑香(百年記念館)
●受講者:19名
 
百年記念館平成27年度企画展 『荘田喜與志〜とかち帯広の記録展』
★百年記念館では、帯広在住の写真家・荘田喜與志氏が撮影した昭和〜平成の十勝・帯広の街並みや人びとの暮らし、文化などを記録した写真資料約2000点を収蔵しています。
 今回の企画展は、この「荘田コレクション」から、昭和20年代の帯広市街地の大火のようす、昭和30年代の街並み・馬市・渡船、昭和40年代の町村の風景など昭和〜平成へと移り変わる地域の姿をとらえた写真約500点を紹介しました。
 また、今回の展示の実行委員会の方々により「書家」荘田喜與志の作品や、カメラなども展示しました。
●日時:4月25日(土)〜5月24日(日) 9時30分〜17時(入場は16時30分まで)
●会場:帯広百年記念館特別展示室
●入場者:2,409名
  
         
博物館講座&百年記念館友の会講演会 『発見!十勝沖の海鳥たち』 
★講師らが行っている十勝沖での海鳥や海獣類の調査について、その成果や新知見を豊富な写真を用いて紹介いただきました。とくに、カンムリウミスズメの非繁殖地での分布が調査で明らかになったこと、エトピリカの若年個体が十勝海岸で確認されたこと、小笠原諸島で標識されたアホウドリ類が十勝沖で確認されたことなど興味深い情報が盛りだくさんでした。
●日時:5月16日(土)14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:千嶋 淳さん(NPO法人日本野鳥の会十勝支部)
●受講者:60名
 
博物館講座 『史料からみる依田勉三・晩成社』 
★当館に収蔵されている「依田八百氏寄贈晩成社史料」と「依田昭二氏寄贈晩成社史料」から依田勉三・晩成社の活動や明治20年代後半の帯広市街の整備について解説しました。とくに、「十勝帯広図」は晩成社帯広農場の領域のほかに、戸長役場や郵便局、監獄用地、学校など多くの書き込みがあり、当時の帯広市街のようすうかがうことができる史料であることなどを配布資料と画像で紹介しました。
●日時:4月25日(土)14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:大和田 努(当館学芸員)
●受講者:73名