2016年度のレポート 
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帯広百年記念館 2017年度 プログラムレポート        

2017年4月以降に開催したおもなプログラムのようすを紹介しています
               
博物館講座・自然観察会『アイヌ語で自然かんさつ会』 
★特別企画展「アイヌ語で自然かんさつ展」と連動した観察会として実施しました。緑ヶ丘公園内の「登り窯跡」「野草園」「児童会館東側の林」「十勝池」の順に歩き、ヤナギ、コウライテンナンショウ、エゾリスなどの動植物とアイヌ文化の関連などを解説し、最後に特別企画展を見学しました。 
●日時:9月2日(土) 9時30分〜12時
●会場:緑ヶ丘公園内
●講師:池田亨嘉・長谷仁美(当館学芸員)
●受講者:8名
 
 
郷土学習バス見学会 十勝平野の生い立ちを探る 『然別の火山と湖』
★十勝平野の成りたちを学習するバス見学会。今年度は十勝の北東部、鹿追町然別周辺に、火山活動の歴史と湖の成因を学習に出かけました。
 扇ヶ原展望台では、火砕流堆積物による地形と河川によって形成された地形、千畳崩れではガレ場の成因や、東ヌプカウシヌプリの3回にわたる火山活動のようすを見学しました。然別湖畔では湖の形成史やウチダザリガニの生息状況を学習、午後は東ヌプカウシヌプリの登山道を歩き、風穴の観察などを行いました。
●日時:8月27日(日)) 9時15分(集合)〜15時50分(解散)
●講師:藤山広武さん・平譯正勝さん、清水芳子さん(十勝の自然史研究会)
●参加者:33名
 
ロビー展 大原芳枝作品展『ゆびの音』 
★帯広在住の大原芳枝さんが、古い布をバッグやタペストリー、洋服などにリフォームした作品を展示しました。
●会期:8月15日(火)〜8月27日(日) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:821名
 
第349回ロビーコンサート 帯広北高等学校箏部『涼風の調べ』
★帯広北高等学校箏部の皆さんが心を込めて精一杯演奏いただきました。曲目は「さくら舞曲」「夕やけ小やけ変奏曲」「続 民謡三題」「二面と十七絃のための〜炎〜」など6曲でした。
●日時:8月19日(土) 17時30分〜18時30分
●会場:百年記念館ロビー
●出演:帯広北高等学校箏部の皆さん。
●入場者:90名
  
 
百年記念館『夏の体験ミュージアム』 
★帯広市社会教育施設4館(百年記念館・児童会館・動物園・図書館)と道立帯広美術館が連携した「よりどりみどりがおかウイーク」(7月29日〜8月13日)の事業として「百年記念館・夏の体験ミュージアム」を開催し、多くのお客さんがいろいろな体験をしていただきました。
【メニュー】

●「化石発掘ミニ体験」8/11〜13:石の中から本物の化石や鉱物を掘り出す(協力:足寄動物化石博物館)
●「チョウのキーホルダー作り」8/11・13:プラスチック板にチョウを描いて、それをオーブンで焼いてキーホルダーを作る
●「チョウの標本作り」8/12:自分で採集したチョウを持ち込んで、本格的な標本作りの「ワザ」を体験
●ミニ百年記念館「エゾリスのくらし」8/11〜13:出前講座としても好評な教材を使って、エゾリスの生態などを解説
●「アイヌ文化絵本の読み聞かせ」8/12・13:当館のボランティアによるアイヌの伝説などを紹介した絵本の読み聞かせ
●「すごろく&昔の写真地図」8/11〜13:帯広の歴史大判スゴロクや昭和30年の帯広の地図を使ったクイズなどを実施
★会場:百年記念館ロビーほか
★日時:8月11日(金)〜13日(日) 10時〜15時
★参加者:901名

     
 
体験教室『体験じょうもん人!石器作りに挑戦』 
★黒曜石の石器製作体験を通じて、歴史への関心を深めることを目的に開催しました。教室では、20分程度パワーポイントと解説プリントで石器時代、石器の材料となる黒曜石、黒曜石の割り方・原理などを解説し、さらに道具の使い方や石器作りの手順について実演してから作業を始めました。
 作業では、あらかじめ用意しておいた黒曜石の縦長剥片を素材に、各人が手持ち可能な背つぶしナイフとつまみ付ナイフの2点を製作しました。
●日時:8月11日(金=祝)) 13時30分〜15時
●会場:百年記念館3号室
●講師:山原敏朗(当館副館長・学芸員)
●参加者:16名(事前受付7名、当日飛び入りの大人2名、保護者3名、博物館実習生4名)
 
 
百年記念館ロビー展 荘田喜與志写真コレクション12『昭和からの伝言』 
★当館が収蔵する帯広在住の写真家・荘田喜與志氏が撮影した写真コレクションを紹介するシリーズ。今年度は昭和30年代を中心に、帯広・十勝の産業や街並み、人びとの暮らしを記録したカラー写真120点を展示しました。
●会期:7月2日(日)〜8月8日(金) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:3,633名
  
 
博物館講座『アイヌ文化の中の動物』 
★特別企画展「アイヌ語で自然かんさつ展」の関連行事として講師に内田祐一さんをお招きし、「生きものをアイヌの人たちはどう考えていたのか」をテーマとした講演をいただきました。内容は、アイヌに伝わる物語や呪(まじな)いの中で生き物がどのように見られ、扱われていたのかについて、また、物語では教訓的な話や動物の生態を説明するような内容のものがあることなどを、具体的に例を挙げて解説いただきました。 
●日時:8月5日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:内田祐一さん(国立アイヌ民族博物館設立準備室)
●受講者:65名
  
 
 第348回ロビーコンサート 『チカCカホン打!倶楽部コンサート』
★チカCカホン打!倶楽部の皆さんによる4回目のロビーコンサートでした。今回はカホン10台とピアノ、マリンバ、サックス、ウッドベースにボーカルが加わった大がかりな演奏となりました。
 曲目は「ウイリアム・テル」「やさしさに包まれたなら」「トトロメドレー」「リベルタンゴ」など、観客の皆さんにもなじみ深い曲が多く演奏されました。

●日時:7月29日(土) 18時〜19時
●会場:百年記念館ロビー
●出演:チカCカホン打!倶楽部の皆さん。
    ゲスト:大西美保さん(ピアノ)、加藤初美さん(サキソフォン)、本田春日さん(ベース)、石井七実さん(ボーカル)
●入場者:90名
 
第347回ロビーコンサート 『篠笛コンサート vol.7』
★山口千那とやまなみ笛の会の皆さんによる、日本の伝統和楽器「篠笛」の恒例のコンサートでした。篠笛のために作曲された「とんびまぁれ」「紅紫」「織姫」などのほか、「竹田の子守唄」「荒城の月」などが演奏されました。会場には七夕にちなんだ飾りもセットされました。 
●日時:7月23日(日) 17時30分〜18時45分
●会場:百年記念館ロビー
●出演:山口千那さん やまなみ笛の会の皆さん
●入場者:70名
 
 
博物館講座『ものがたりの昆虫5』 
★物語の中に登場する昆虫で、十勝・帯広でも見られる虫たちを紹介するシリーズの第五弾として開催しました。
 今回は、「謎の虫」に注目し、「蟲の神」(エドワード・ゴーリー)や「変身」(カフカ)に出てくる虫について、その虫が何なのかを同定しながら物語を読み進めました。後半では、虫の漢字を楽しく勉強するための「むし漢字ドリル」を解いたり、虫の季語について紹介しました。
 
●日時:7月22日日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:伊藤彩子(当館 学芸員)
●受講者:40名
 
 
百年記念館収蔵美術作品展 『武田伸一回顧展〜ふくろうの夢』 
★当館が収蔵する美術作品を公開する目的で、毎年開催する展示会。今回は、帯広出身の画家で、十勝の風土を意識した抽象作品や、フクロウをモチーフとした作品を多く描き、さらに十勝の美術活動を牽引した作家としても知られる武田伸一(1932-85)の三十三回忌に合わせ、当館が収蔵する作品を中心に構成した展示会としました。会場には当館収蔵の油彩30点、版画11点のほか、夫人が所蔵する油彩2点などを紹介しました。
 また、6月24日には、語り部に武田伸一と古くから交友の深かった国府田稔氏(恵庭市在住)と熊代弘法氏(帯広市在住)をお招きし、松井由孝氏(当館友の会会長)の進行で、武田氏の想い出などを語っていただく鼎談「十勝に残したふくろうの夢」を開催し、多くの来場者に、在りし日の武田伸一の姿を紹介しました。
●主催:帯広百年記念館、帯広百年記念館友の会
●協力:武伸会
●会期:6月23日(金)〜7月17日(月)=22日間 9時〜17時
●会場:百年記念館特別展示室
●観覧者:1,809名
※本展の開催にあたり、武田氏の帯広第五中学校時代の教え子でつくる「武伸会」の皆様に多くのご協力をいただきました。
 
鼎談「十勝に残したふくろうの夢」
●日時:6月24日(土) 14:00〜15:30
●会場:百年記念館2号室
●参加者:80名
   

会場のようす 鼎談
ロビー展 フォトグループ未来 第8回作品展『大地の深呼吸』 
★フォトグループ未来の会員が撮影した動物や風景、人物などの写真24点を展示しました。
●会期:6月4日(日)〜6月25日(日) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:2,282名
  
 
第346回ロビーコンサート 『マンドリンの調べ』
★1996年結成の「とかちマンドリンアンサンブル」の皆さんによるコンサートでした。曲目は「さんぽ」「エーデルワイス」「シェルブールの雨傘」「浜辺の歌」「青春のフォークソングメドレー」など耳なじみのある曲が多く、アンコールには「ふるさと」が演奏され、詰めかけた大勢のお客さんの心を引きつけていました。 
●日時:6月17日(土) 18時〜19時15分
●会場:百年記念館ロビー
●出演:とかちマンドリンアンサンブルの皆さん
●入場者:160名
 
博物館講座『レコードと音の文化史27&28』 
★山内秋夫さん(帯広狂言づくしの会代表)を講師にお招きし、昔の音源を聴きながら当時の世相・社会情勢などを解説いただく恒例の講座。今年も昨年に続き、2週連続で開催しました。
 第27回(6月3日開催)は、「名画を観ながらヨーロッパの国々を巡る」と題し、ノルウェーの画家ムンクの「夜空」と「ソルヴェーグの歌」、フランスのモネの「日の出」と「亜麻色の髪の乙女」など名画とそれにまつわる楽曲を、時代背景とともに紹介いただきました。ドイツのヒットラーの写実的な絵画とナチスに弾圧された表現主義の画家たちの作品を見比べながら、それに抗議したフルトヴェングラーが指揮をとったベートーヴェンの「第9」の演奏シーンなど、映像を用いた紹介もありました。
 第28回(6月10日開催)は、昨年に続き「SPレコードによるクラシック名曲選その2」と題し「ユーモレスク」「アヴェマリア」「舞踏への誘い」「赤いサラファン」「美しき青きドナウ」など、SPレコードに刻まれた名演奏をソロ・アンサンブル・コーラス・オーケストラのジャンルごとに紹介いただきました。有名な曲も多く、解説とともにクラシックの名演奏を十分に堪能いただきました。
 
●日時:第27回=6月3日(土)14時〜16時/第28回=6月10日(土)14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:山内秋夫さん(帯広狂言づくしの会代表)
●受講者:第27回=83名、第28回=75名
 
百年記念館ロビー展 『川西・大正・帯広合併60周年記念写真展』 
★昭和32(1957)年、帯広市は川西村・大正村と合併し、今日に行政区画が誕生しました。今回のロビー展では、合併から60周年を迎えたことを記念して、当館が収蔵する合併以前のようすや合併記念式典・パレードの記録、合併以後の写真を展示し、両地区の「歴史の歩み」を紹介しました。
●会期:5月10日(水)〜6月3日(土) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:2,552名
 
第345回ロビーコンサート 『薫風の調べ vol.4』
★阿部雅楽扶美さんの箏と萩原朔山さんの尺八によるコンサートでした。曲目は「岬の燈台」「花ふぶき」「泉」などで、帯広北高等学校箏部有志の方の演奏も披露されました。
●日時:5月20日(土) 17時30分〜18時45分
●会場:百年記念館ロビー
●出演:阿部雅楽扶美さん、萩原朔山さん、帯広北高等学校箏部の皆さん
●入場者:90名

 
博物館講座&百年記念館友の会講演会『伏根安太郎、帯広に学校をつくる』 
★1890年代、道内のいくつかの地域でアイヌ民族自身の中から自分たちの学校を作ろうという動きが見えてきました。今回の講座では、帯広で私塾のような形での学校を開いた伏根安太郎の事績や、道内各地で見られたアイヌ民族自身の手による学校の開設など動向や、当時の社会情勢などについて解説いただきました。 
●日時:5月13日(土) 14時〜15時30分
●会場:百年記念館2号室
●講師:小川正人さん(北海道博物館 学芸主幹)
●受講者:59名
※この講座は、百年記念館友の会、十勝管内博物館学芸職員等協議会と共催で開催しました。
 
百年記念館ロビー展 『五月人形展』 
★当館が収蔵する五月人形を紹介するロビー展。
 今回は、新たに収蔵した大正時代の鎧兜のセット、五段飾りの五月人形をはじめ、戦前・戦後の武者人形など5セットを展示しました。
●会期:4月8日(土)〜5月7日(日) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:4,228名
 
 
ロビー展 秋国為八写真展『緑ヶ丘公園』 
★帯広在住の秋国為八さんが、おもに緑ヶ丘公園で憩う親子や自然のようすなどを撮影した作品15点を展示しました。
●会期:4月1日(土)〜5月7日(日) 9時〜17時
●会場:百年記念館ロビー
●観覧者:4,297名
 
 
百年記念館企画展  十勝の美術作家V『小室 吏 art 展』
★十勝在住の彫刻家として知られる小室 吏さんの60年にもわたる制作活動の足跡を紹介する企画展として開催しました。
 小室さんは十勝管内の小・中学校の美術教師として生徒に指導するかたわら、造形作品の制作に取り組み、管内市町村にモニュメントを制作・設置、さらに自ら窯を開き、多くの生徒さんに指導をするなど、精力的に活動をしています。今回の企画展では初期の木彫作品にはじまり、テラコッタ、樹脂オブジェなど多彩な技法による100点ほどの作品を展示しました。
●会期:4月28日(金)〜5月14日(日) 10時〜16時
●会場:百年記念館特別展示室
●入場者:1,363名

       
 
博物館講座 『史料からみる依田勉三・晩成社3』 
★晩成社が行った開拓事業について、開拓当時に作成された史料に基づいて紹介するシリーズ。今回は、勉三が晩年に挑戦した「途別水田」について紹介しました。
 明治29年に貸付を受けた途別農場では、明治42年から水田造成が本格化しました。その頃の小作人たちは収穫が不安定だったために、炭焼きや造材から収入を得るなど、十分に稲作に専念できない環境にありました。しかし、大正末期から昭和初期にかけて水田耕作が安定すると、小作人も定着し、収穫も増加しました。昭和7年の晩成社解散後も途別農場は小作人が継承し、やがて自作農に転換しました。このような状況を資料をもとに解説しました
●日時:4月22日(土) 14時〜16時
●会場:百年記念館2号室
●講師:大和田 努(当館学芸員)
●受講者:67名

 
平成29年度第1回 『懐かしき昭和の歌謡と洋盤のコンサート』 
★百年記念館ボランティアの会が企画・実施する今年度第1回目のレコードコンサート。このコンサートは百年記念館が収蔵するレコード関係資料の整理に携わるボランティアの会メンバーが企画・進行しました。
 今回は、「雨のブルース」「王将」「ふたり酒」など昭和10年代から50年代までの歌謡曲や、「禁じられた遊び」などの洋楽17曲を、ボランティアの解説とともに楽しみました。
●日時:4月8日(土) 13時30分〜15時
●会場:百年記念館2号室
●入場者:80名