参考書籍群

 ここでは、当サイトの文章を書くにあたって、参考にしている書籍を紹介します。
 又、こちらで紹介する書籍は、タロットを学ぶ際にとても参考になるものです。
タロットを学ばれたい方は是非ともお読みください。


『タロット大事典』  東條 真人/著  国書刊行会/発行 4100+税円

 常葉 了が一番気に入っているタロットの解説書。グループのメンバー殆どが所持。 タロットの初心者から上級者まで、是非とも読んでもらいたい書籍の一つ。
 カードの解釈は、大アルカナで一つの物語、小アルカナは各スートで一つの物語となっており、覚えるのに非常に馴染み易い。解説部分に物語が組み込まれたことによって、読んでいる途中で挫折することがなくなる。とても親切な解説書。
 スプレッドも実践的で便利なものを紹介。
 後半には、タロットを研究するのに非常に興味深い内容があり、上級者でも大満足。
 しかし、若干宗教色が強い所があるので、拒否反応を示す人もいるかもしれない。


『タロット解釈実践事典』大宇宙の神秘と小宇宙の密議
井上 教子/著 国書刊行会/発行 4200+税円

 タロットの解説を行うにあたり、西洋神秘思想の解説もふんだんに組み込んだ書籍。タロットは近代になって、様々な西洋神秘思想と結び付いて発展してきた。占星術や錬金術、ヘルメス学、カバラーなど。それらに関する解説、結び付けを分かり易く組み込んだ内容。
 またカード解説においては、正位置・逆位置の手法ではなく、性質(品位)の良し悪しを捉える手法で解説。
 どちらかと言うと、中級者以上を対象の書籍。


『秘伝 カモワンタロット』 フィリップ・カモワン/大沼 忠弘/共著
株式会社 学習研究社(学研)/発行 5800円 

 マルセーユ・タロットの本来の姿を復刻させた『カモワン・タロット』を準拠とした解説書。タロットと解説書がセットになったものなので、5800円が高くはない。
 マルセイユ版を準拠とした解説書が少ない中で、この解説書は実に良い。また、タロットとセットの解説書は、ページの関係上内容が薄くなりがちだが、この解説書はその心配はなし。
 優良書だが、ウェイト版を主に扱っている人には適応しがたい部分があるだろう。無理に組み合わせる必要は無い。別々の体系として学ぶのが最良だと思われる。
 カモワンタロットには秘密が一杯。それを探し出すのは、ある種の快感を伴う。お勧め。


『タロット教科書』 第1巻 マルシア・マリーノ/著
 魔女の家BOOKS/発行 2500+税円

 正に、タロットを1から教えてくれるタロットの教科書。途中では確認用のテストがあり、自分の理解度をチェック出来る。リーディングの行い方なども、プロ指向と言うか、かなり専門的に追究していると思える。
 タロットの解説書は、大抵タロットカードの扱い方を解説するだけで、クライアントを占うテクニックまでは書いていない。その点この書籍は、クライアントの占い方まで言及しているので、プロを目指すなら是非とも読んでおきたい。
 カードの詳細解説は第1巻。


『タロット教科書』 第2巻 栄チャンドラー/著 アレキサンドリア木星王/監修
魔女の家BOOKS/発行 2300+税円

 『占法全集』的な書籍。多くのスプレッドを紹介している。
 スプレッドの内容が複雑なものが多いので、上級者又はマニア向けの書籍だと言える。
 タロットに慣れ親しむまで購入するのは控えた方が良い。タロットに習熟し、もっと多くのスプレッドをマスターしたいと思ったら、是非ともお勧めする書籍。
 但し、実践投入できるまでは、かなりかかるだろう。


『タロット教科書』 第3巻 サーシャ・フェントン/著
魔女の家BOOKS/発行 2000+税円

 『タロットでの占いの仕方』を解説した、実に優良な書籍。
 日本において、クライアントを占うテクニックを紹介する書籍が殆ど無い中、この書籍は素晴らしいまでにそれを教えてくれます。
 プロになり、人を占いたいと思われる方は是非とも読んで下さい。また、既にプロの方でも、この書籍を読めば色々と学べるところが多いと思います。

 タロット教科書の第1巻から第3巻までを、確り読みこなし、理解し、実際に活かすことが出来れば、そのままプロになれるかもしれませんよ。その位良い書籍群です。魔女の家BOOKSさんに感謝。


『トートの書』 アイレスター・クロウリー/著
国書刊行会/発行 3400円

 魔術師アイレスター・クロウリーが、自作のタロット『トート』を準拠として書いた書籍。解説書と言うよりは、論文・研究書の性質を持っている。オカルティズムに関する知識が無いと、殆ど理解不能。タロットに習熟し、その幅を広げたいを思った上級者向けの書籍である。
 間違っても初心者は購入しないように。恐らくその時点で挫折決定。


『錬金術とタロット』 ルドルフ・ベルヌーリ/著
河出文庫/発行 540円

 タロットに関する研究書。現在では絶版の様子。これもオカルティズムに関するタロット論文で、初心者向けではない。しかし、タロットを読み解く作業をする際に、とても面白い素材を与えてくれる書籍。
 古本屋などで発見したら購入しておいて、タロットに習熟した頃に読めば良いだろう。


まだまだ優良書は一杯あります。随時投入していきますね。

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