パスワーキングのレポート by チャズさん

どもども。はじめまして。(^.^)

 チャズと申します。「きゃっとてーる」のメンバーではありません。埼玉に住んでますしね。(苦笑)
「きゃっとてーる」の常葉さんや皐月君とネット上で出会い、タロット談義や神秘学的世界観の探求の情報交換等、色々な面で仲良くさせていただいてます。
 少し前にチャットで常葉さんとタロットのお話で盛り上がっていた時に、突然「今度、TOPICSに何か書いてもらえますか?」というご提案がありました、軽い気持ちで「いいですよ!」と答えてみたものの、「さて?何を書けばいいのか?」(苦笑)とちょっと悩みまして、結局は常葉さんに「何書けばいいかな?」と逆に質問してしまいました。(~_~;)
 常葉さんもしばらく考えて、「パスワーキングに関してどうでしょう?」とのお言葉…。若干悩みましたが、ちょうどチャットでも魔術とタロットで盛り上がっていた最中でしたので、そのテーマで書く事にしました。さてさて、どうなる事やら…。(~_~;)

 軽く自己紹介しておきますね。チャズは30代の男性で今はサラリーマンをしてます、元占い師です。リタイア占い師なんですね。(苦笑)リタイアした理由は色々ありますけど(人生色々あるわなぁ...)今回は脱線しちゃうので別の機会にね。今は知り合いのプロから頼まれて単発イベントに臨時で狩り出されたり、友人の紹介でタロット占いをするくらいのセミプロ状態です。復帰するかは、タロットのみが知ってます。(苦笑)(~_~;)

ではでは。本題にはいりましょう。♪ d(⌒o⌒)b♪

◆些か乱暴な『パス・ワーキング』の初歩的説明◆

『パス・ワーキング』という言葉をご存知でしょうか?

 タロット暦が長くても、この言葉を知らないという方も多いでしょうし、逆にタロットは初心者だけど知っているという方もいるでしょう。でも、最近はちょっとしたカルチャーセンターでも、「タロットによるパス・ワーキング」(!?)なんてクラスがあったりもするので、意味は知らなくても言葉だけは聞いたことがある方もひょっとしたらいるかもしれませんね。
 元来、『パス・ワーキング』とは魔術の世界で使用されている言葉です。「魔術?妖しい…」と思われる方もいるかもしれませんが、このHPの『占い小屋』の内容を読めばタロットとオカルティズムの密接な関係は良く判ると思います。(LINKされている伊泉先生のHPもとても詳しく説明されてます)皆さんがもっとも使用しているだろう、ライダー版タロット(ウェイト版)自体、高名な魔術師であるアーサー・エドワード・ウェイト(A・E・ウェイト)博士の案により作成された物であり、本来は占い用ではなく魔術道具として用いられていたのです。
 話がそれそうなので元に戻しましょう。では、『パス・ワーキング』とはどのようなことをさすのでしょう?

 少々乱暴ですが、できるかぎり単純に説明するならば、

『パス・ワーキングとは、ある定められた物語(シナリオ)に基づいてイメージの世界を旅する誘導瞑想法』

っと、いえるでしょう。

 一種の自己催眠だと言ってしまうこともできますが、ある領域まで体験された方には、この体験は自己催眠を越えた領域だというような感覚があるでしょうね。
 魔術の世界では、『カバラ』という、ユダヤ教神秘主義のあらゆる教義からなりたっている、考え方の象徴として『生命の木』という存在があります。ここは難しいので軽く流しますが、生命の木には10個のスフィア(丸の部分、セフィロトともいう)とそのスフィアを繋げている22のパス(棒の部分、通り道の意味で小径=path)があり、そのスフィアやパスに秘められた叡智を紐解いていく事によって、永遠の生命の秘密がわかるというような壮大な命題があり、その紐解く方法の一つとして『パス・ワーキング』があると思ってください。ちなみに『パス・ワーキング』のパスは小径(パス)のことです。
 実は、ここで重要な事はこの『生命の木』スフィアとパスには、それぞれ大小タロットカードが割り当てられているのです。魔術具としてタロットは『パス・ワーキング』の旅に出かける入り口として主に用いられることが多いのです。(10のスフィアは小アルカナの1〜10の数札に。そして、22の小径(パス)はものの見事に22枚の大アルカナに当てはめられています。)

まあ、『パス・ワーキング』といっても色々な手法があり、ただ単に誘導的瞑想法を『パス・ワーキング』といっている場合もあります。上記で説明した以外の手法も存在するのです。
 そして、チャズがこれから書いていくことは魔術からちょっと離れた、タロット占い師やタロットを愛する人のための『タロット・パスワーキング』なのでっす!V(=∩_∩=)

◆魔術やる気がないのに『パス・ワーキング』ってどうよ?◆

っと言う、疑問ももたれる方もいるでしょうが、実はチャズはあるタロット占いのための講習で『タロット・パス・ワーキング』を体験しています。その時のチャズは、本好き神秘好きが、多少知識として魔術を知っているに過ぎませんでした。その講習に参加したほとんどの方も普通の主婦だったり、プロ占い師を目指してがんばってる若い女性ばかりでした。それでも、『パス・ワーキング』は参加者全員に不思議な体験を起こしたのです。(中には瞑想そのものに慣れないゆえに途中で寝ちゃった子も何人か…)(~_~;)
 では、先ほどの説明に出てきた『生命の木』も永遠の命も究極の叡智にも、たいして興味がない、タロット好きの人に『パス・ワーキング』がどのように有効なのか?
 少々長かったですが、今回の主題にようやく入れましたね。(~_~;)

 先ほど、『パス・ワーキングとは、ある定められた物語(シナリオ)に基づいてイメージの世界を旅する誘導瞑想法』と書きましたが、『タロット・パス・ワーキング』とは、

『ある定められた物語(シナリオ)に基づいてイメージの世界を旅し、《タロットの霊に出会う》ための誘導瞑想法』(!)

と、言ってもいいでしょう。

 チャズは、その講習で『パス・ワーキング』の霊的旅行の中で「愚者」と出会い、簡単な挨拶をし、「愚者」本人から名前を教えてもらいました。それ以来、カードの出方が複雑で解釈に困る時など「愚者」の真名を心の中で唱え、彼を呼び出しアドバイスを受けることがあります。(ただ〜〜〜し、チャズの精神状態はまだ不安定なので来てくれる時とそうじゃない時があって会えないときがあるのね〜〜)(T_T)

 当然、チャズは現在本業が占い師ではないので、常に他者を占ってるわけではありません。なので、コミュニケーションとしてタロットを開く時にも時々、「愚者」を呼び出し問いかけます。『タロット・パス・ワーキング』で得られた成果は占いという分野だけでなく、例えば心理学的な自己分析(他者をも含む)に用いるのも有効でしょう。「占い師は自分の事を占ってはいけない」という『定説』(懐かしい)は自らを客観視する難しさを物語っている言葉だと思いますが、タロットの霊との出会いはその壁をいとも簡単にぶち破ります。タロットカードとのこまめなコミュニケーションと『パス・ワーキング』による深い瞑想での心的会話レベルによって、タロットは極めて優れた『心の友』となり『究極の味方』になるのですぜ。(^○^)

◆ん〜だば、具体的に『タロット・パス・ワーキング』ってなにするのよ?◆

 そうそう。興味を持たれた方はじゃあどうすれば「タロットの霊」とやらに会えるのよ?って話になりますよね〜〜。(^.^)
 先ほどから、何回も『誘導瞑想法』という言葉を使ってますから、基本的に瞑想を行うのはなんとなくわかると思います。ただ、一口に言って「瞑想」というのもイメージ的に個人差があるんですよね。俗に「無の境地」に至る座禅のようなカタッ苦しいイメージを持ってる方もいるでしょうし、自己催眠(特に自律神経訓練法)をイメージする方もいるかもしれません。
 簡単に『誘導瞑想法』というのは、予め用意された物語(シナリオ)にそって、イメージし、より明確に視覚化を行い、最終的には五感すべてに現実的なリアルな感覚を呼び起こすようなイメージに発展していきます。
 おっと、こういう風に書くとすごく難しい感じがしますねぇ。(~_~;)
 確かに、イメージしたことを感覚的に受けとめるというのは最初はちょっと難しいでしょうね。でも、基本は『慣れ』です。そして、『物語に没頭する』こと。そう、例えば貴方が少女マンガが好きだったり、小説が好きでしたら物語りに没頭して、その世界に足を踏み込む感覚はなんとなくわかるのではないでしょうか?貴方は、今までマンガの登場人物に恋をして、イメージの中でその相手と会話をするイメージを思い描いた事はありませんか?その時、相手の声や吐息すら鮮明に感じられませんでしたか?そうです、その感覚がすこしでもわかれば、貴方は『誘導瞑想法』によってイメージするのは決して困難な事ではないのですよ。
 チャズもよくセーラームーンの世界に入りこんで、お仕置きをされた経験が…、って違〜〜〜〜〜〜うっ!!(~_~;)

 『誘導瞑想法』の基本は『慣れ』と書きましたが、一番大事なのはイメージの視覚化ですね。初歩的な『パス・ワーキング』では最初の導入部で○△◇などの、単純な形をイメージしたり、それに赤・青・黄色・緑・紫などの色をつけたりという練習もかねてから、スタートするシナリオを用意しているグループもあります。そういう、初歩的な形や色を視覚化する練習を自分で寝る前10分程度とか行うだけでも『パス・ワーキング』は大分入りやすくなると思います。

 それから、『誘導瞑想法』というのは最初個人でも可能ですが、やっぱ基本は小人数でもいいので集団で行われる方が安心してできるでしょう。さらに、シナリオを朗読する『誘導者』が必要になります。『誘導者』の力量というのは以外と『パス・ワーキング』の成功率に影響します。当然、話のテンポが速すぎたり遅すぎたりすると没頭しにくいですからね。個人で行う場合は、何回か体験していればその感覚を反芻して行う事が可能でしょうが、出きればテープにでもシナリオを録音して、それに合わせて『パス・ワーキング』を行う方がいいでしょうね。ちなみに、『パス・ワーキング』する本人より他者の声の方が客観的になれて、『パス・ワーキング』しやすいとも言われていますね。(^.^)

◆『タロットの霊』ってどんな感じなのよ?◆

『誘導瞑想法』で語られる物語は、『タロットの霊』と出会うために日常ではない世界に足を踏み入れます。ここでまず最初に出会う『タロットの霊』は当然『愚者』ということになります。

 シナリオによって、異世界の入り口は神殿の部屋だったり、洞窟だったり、水辺の別荘だったりします。導入部は、イメージの入り口ですので人によって若干の差があるかもしれませんが、基本的にイメージしにくい特殊な空間は設定されないのが普通です。このシナリオの違いと言うのは実はタロットデッキの違いでもあったりします。ライダー版のタロットとトートタロットでは、やはりシチュエーションが変わりますから、同然導入部も変更されたりもします。ただ、共通するのは水辺(海辺)に向かうという流れでしょうか?(ウェイト版・トート版・マルセイユ版あたりは愚者は水辺にいるので)

 この導入部で『タロットの霊=愚者』との接触を行う異世界へ進んでいきます。
 しばらくは、洞窟をすすんだり、森を進んだり、風に乗って空を飛んだりという経過をへて、遂には『タロットの霊=愚者』との出会いが待っています。

 『タロットの霊=愚者』との出会いは、その人のタロット観や人生観で大きく変化します。例えば、シナリオ中の出会う場面で、

「遠くに人影が見えます。一頭の犬らしき動物を引き連れています。どうやら『愚者』のようです。段々近づいてくるにつれて、『愚者』の姿がハッキリとしてきます。」

 このようにシナリオが語られていく時、そこに現れる『愚者』はカードの『愚者』とは、全然容姿・服装が異なる場合があります。実際、チャズの前に現れた『愚者』は剃髪の高僧のような雰囲気の20代後半くらいの見目良い青年でした。チャズは『愚者』をこのようにイメージしていたのかと、自分自信でちょっと驚いた感じでした。当然、カード通りの姿形をしている場合もあります。『パス・ワーキング』を行う方の生き方や人生観からいろいろな要因がこういうイメージに反映していきます。実はタロットを行うすべての方々が違うイメージの『愚者』と出会っているかもしれないのです。
 『霊』という言葉を使用しているのも、『タロットの霊』は常に世界中に偏在しています。その一具現を我々はイメージしているだけなのかもしれません。『愚者』は色々な姿で我々と接触しますが、根底にある存在は一つなのかもしれませんね。(^_-)

 おっとっと…。『霊』とはという話になるとユングだ〜〜何だ〜〜と、話が加速してしまいますので、この話はこれくらいにしといて、とりあえずは、「『愚者』とはこんな服装をしていなければならない〜!」みたいな妙な固定概念で誘導瞑想からそれないようにしましょうということです。だはは。(~_~;)

 そして、貴方が『愚者』と出会う時、彼がどのような姿をしているか興味深く観察しましょう。そして、『タロット・パス・ワーキング』で最も大事な事は、《あたかもタロットの霊が本当の人間であるかのように接すること》なのです。イメージとは不思議なのです。貴方の接し方次第で、『心の結びつき』の強さが変化してしまうのです。空想のお遊びだと思ってると『愚者』はそれなりの接し方しかしてくれないでしょう。貴方の接し方しだいで、一人の実在する人間のように生き生きと対応してくれることすらあるのです。ですから、必ずシナリオには自らの名前を名乗り、『愚者』の名前を聞くシーンが盛り込まれています。チャズの出会った『愚者』は「ケシュマー」と名乗りました。その後、『愚者』から、何かを聞かれることもあります。チャズは、最初の接触ではなにも聞かれませんでした。(T_T)

 この時、『愚者』が名前を言ってくれなかったと落ち込む方もいます。人によって若干個人差はありますから、最初の接触で話ができなくても落ち込む必要はありません。慣れてくると、少しづつ会話ができるようになります。ただ、人によっては問題が別のところにあったりもします。つまり、科学的・心理学的に状況を解釈しようとしている場合です。

◆『タロットの霊』って所詮は空想の産物?◆

 「今、目の前にいる『愚者』は所詮は私が作り出したイメージで霊でもなんでもないんじゃない…?」

 『集団パス・ワーキング』を行った時、数名この疑問に囚われて、誘導瞑想に入りこめずに、残念な時間を過ごしてしまう方がいますね。
 正直、この疑問はごもっともなんですけどね。(~_~;)
 確かに、科学的・心理学的な考え方をしていればこの疑問はずっとついてくるでしょう。『パス・ワーキング』も単なる自己催眠でしょう?ってことも言われます。
 おそらく、これを明確に答えられる方はいないかもしれません。
 ただ、チャズは思うのです。

『タロットのインスピレーションってどこからくるんだろう?』

 イメージとインスピレーションの問題はチャズはとても近しいと思っているのですね。 それについて、チャズの体験談を元にお話を進めますね。(^.^)

 つい最近の話ですが、メールで誕生日だけ教えてもらったクライアントの運勢を見た時、一枚引きで「太陽の逆位置」が出ました。突如『子供の時の別れ。親との離別』そんな言葉が浮かび、急激な悲しみに襲われました。クライアントに「幼い頃にご両親が離婚したとか、親と離れ離れになった経験がありませんか?カードが出た時言いようの無い悲しみを感じたのですが」と返信したら、「母親が風俗嬢で、父親がわからず母も自分を育てられず、里子に出された経験がある」との答えでした。これをキッカケに占いというかカウンセリングに展開してしまったのですが、クライアントは自分の中の出生に関する蟠りのようなものが自分なりに解決できたのか満足されたようでした。
 他にも、同じように一枚引きで「女教皇の逆位置」が出た時、フォローでさらに一枚引くと「吊られた男の逆位置」。この時のクライアントは直接会った事がない友人の知り合いで誕生日だけ教えられたのですが、どうも興味半分で占いをしてもらうつもりだったようで「とりあえず何か占ってください。」(時々いるよねえ~_~メ)だけだったんですね。でも、この2枚を見た時に、またしても突然『虐待』という言葉が浮かび、悲しみよりも痛みのような感覚に襲われました。「ご両親はかなり厳しいほうでしたか?体罰とかもきつくなかったですか? その時に心が萎縮してしまって、今だにご自身に自信をもてない状態ではないですか?」という問い掛けに、父親がかなりDV(ドメスティックバイオレンス)でいつも折檻されていて、今だに自分に自信がもてないでいるというトラウマを話してくれました。これをキッカケに信頼しれくれたのでしょうか、最初とは比較にならなくらい正直にいろいろ打ち明けてくれて、こちらもほとんどカウンセリングになってしまいました。まあ、カウンセリングを進めるとトラウマになってる問題は父親より母親(女教皇?)だったこともわかってきましたけど。(なんかこの手の話の所為で、タロット・カウンセリングというイメージが友人の一部に根付いてしまった)

 チャズは、不安定な体調が原因で、まだプロとしては安定した仕事ができにくいので、上記のような『言葉が降りてくる』状態はそう度々ではありません。仕事が忙しくてタロットにしばらく触れない状態だと、『愚者』と接触もできないなんてこともよくあります。でも、上記の言葉はチャズが考えてだした言葉ではないのです。『直感』『霊感』という類に分けられるものなのかもしれませんが、『パス・ワーキング』で得られる体験もこれに近いのではと、思います。ある段階から自分のイメージが一人歩きを始めていく感覚ともいうのでしょうか? たとえ自分がイメージした『愚者』だとしても、そこにあるのは単なる《型》ではないか?その《型》に魂が宿る、チャズはそんな風に解釈してますね。

 占いをしている時、タロットで色々なスプレッドを展開している時、貴方は感じてませんか?「今の解釈は自分で出した答えなんだろうか?」「何故、こう思ったんだろう?」ある占い師の方は、『タロットはインスピレーションで紐解く占い』と言いました。それがすべてではないとしても、インスピレーションのデメリットは《一方通行》であることです。『パス・ワーキング』によって、『タロットの霊』と出会い信頼を得た時、《一方通行のインスピレーション》は、《双方向の会話》という段階に移行していきます。
 チャズ自身、まだ《双方向の会話》という意味では中途半端ですが、タロットを《友》とする、又は《同志》とすることができる。この可能性を『タロット・パス・ワーキング』に見出したので〜〜〜す。V(=∩_∩=)

 チャズの『タロットとパス・ワーキング』のお話はこんな感じでお開きです。(^_-)

 本当は、シナリオとかを掲載したほうがいいと思うけど、できればデッキ別にシナリオ設定して方が良いかなあという思いもあり、ちょっと思案中。(~_~;)

 どうせなら、興味をもたれた方々のために、常葉さんの美声で『タロット・パス・ワーキング朗読』でも作ってもらって、ネット販売でもしてもらう?(苦笑)♪ d(⌒o⌒)b♪

以上。お粗末様で〜〜〜〜し〜〜〜〜た!!m(__)m

チャズ@


解説 常葉 了

 チャズ@さんとは、あるサイトのオフ会計画のチャット会議で出会いました。今でこそ会社員として前線を退いている様ですが、色々とお話を聞くにあたり、とても知識・経験共に豊かな方だと分かりました。そこで(話の盛り上がりに乗じ)TOPICS用に文章を書いてもらうことになったのです。

 パスワーキングの技法は、文章中で解説してあるように、魔術的な性質が強いものです。しかし、あくまでも技法なのであり、魔術やオカルティズムに興味の無い方々にも、色々と有効な面があるのです。
 パスワーキングには『深度』があります。我々がパスワーキングによって旅する場所の『深度』によって、本人への影響力が変わりますし、例えばその危険度も変わってくるのです。しかし、浅い深度でのパスワーキングを、我々は常に行っています。物語を読むことは、正にその物語の世界を旅するパスワーキングそのものなのです。
 パスワーキングには様々な可能性が秘められています。興味のある方は是非とも経験して見てください。

 参考書籍
 現代魔術体系2 『魂の旅路』-パスワーキングの歴史と技法
ドロレス・アッシュクロフト・ノーウィッキ/著
国書刊行会/発行

 文章内に『カバラー』や『生命の木』等の専門的な言葉が使われていましたが、これらはオカルティズムの分野でとても重要な意味を持つものです。内容はやはり少々複雑で、解説するには難しいものです。しかし、今後機会がありましたら、少しずつでも話題を取り上げていこうと思っています。

 どうせなら、興味をもたれた方々のために、常葉さんの美声で『タロット・パス・ワーキング朗読』でも作ってもらって、ネット販売でもしてもらう?(苦笑)♪ d(⌒o⌒)b♪

・・・そうですねー・・・美声かは兎も角、面白い企画だと思います。時間と予算に都合が合えば、是非前向きに検討してみましょう。
勿論 チャズ@さんがシナリオ担当ですよね?(フフフ・・・)

 では皆様。今後の進展にご期待下さい。・・・なんてね・・・