Wet Flies 1


Professor

プロフェッサー

Hook
写真はJ1A、G3Aも

Thread
ブラック

Tail
スカーレットアイビスを1ペアー

Tag
ゴールドティンセル

Body
イエローシルクフロス

Rib
ゴールドティンセル

Throat
レッドコック

Wing
グレイマラード

Head
クリア

右のポケットにあるフライボックスのストリーマーは一通り試みた。左のポケットにはウェットのフライボックスがある。開いて何となく目に入っ たフライはプロフェッサー。「これだけやって駄目なら、何でもいいや」 と思い、使ってみた第一投。ターンをかけたプロフェッサーを押え込んだのは望外の50オーバー。まわりのフライフィッシャーが全く釣れていない状況での良形は万金の重みがある。その日の夜からプロフェッサーの大量生産が始まった。


Colonel Downman's fancy カーネルダウンマンズファンシー

Hook
写真はJ1A、G3Aも

Thread
ブラック

Tail
ティール

Body
ブラックシルクフロス

Rib
シルバーティンセル

Throat
ブラックコック

Wing
ブルージェイ

Side
ジャングルコック

Head
クリア

こんなフライ誰が使い、何者が食う? 私が使い、十勝川レインボウが食う。ド派手で高くつくカーネルダウンマンズファンシーだが、マテリアルのある限り作ってしまう。このウィングを見ていると、人が作るマリードウィングなど児戯に等しく見えてしまう。自然の造形美に頼り切ったフライだ。


Hardy's
Favorite

ハーディーズフェバリット

Hook
写真はJ1A、G3Aも

Thread
ブラック

Tail
ゴールデンフェザントのティペット

Body
スカーレットシルクフロス

Rib
ピーコックハール

Wing
ヘンフェザント

Hackle
レッドコック

Head
クリア

私のアルバムには、本来ボディに巻かれているはずのピーコックハールの切れたハーディーズフェバリットが張り付いている。赤いシルクフロスは毛羽立ち、シャンクが見えるし、ウィングもバラバラになっている。 レインボウの歯に痛めつけられたのだ。何とも醜いフライである。しかし 、誇らしげに美しいレインボウの写真の隣におさまっている


Dunkeld

ダンケルドトラウト

Hook
写真はJ1A、G3Aも

Thread
ブラック

Tail
ゴールデンフェザントのクレスト

Body
ゴールドティンセル

Rib
オーバルゴールドティンセル

Body Hackle
オレンジコックハックル

Throat
オレンジコックハックル

Wing
ブラウンマラード

Side
ジャングルコック

Head
クリア

ダンケルド。語感が良い。使う時に思わず、念仏のように「ダンケルド」と唱えてしまう。語感が良いだけでは決して使わないが、コンスタントに通年実績を出してくれるので、使わずにはいられない。フライ選択の際、語感で選ぶなど正気の沙汰とは思えないが、そういうことに頼ってしまう自分がかわいそう思われる。


Royal
Govenor 2

ロイヤルガバナー2

Hook
写真はJ1A、G3Aも

Thread
ブラック

Tag
ゴールドティンセル

Tail
コックフェザントテール

Body
ピーコックハールとグリーンシルクフロス

Throat
レッドコックハックル

Wing
コックフェザントテール

Head
クリア

派手ででっかいストリーマーにマス達がスレてきた頃、驚異的な底力を発揮してくれるロイヤルガバナー2。#10、12程度の小型をリードに使うとよく効いてくれる。まわりのフライフィッシャーが全く釣れていない時に、連続ヒットをもたらしてくれたラッキーフライである。Tagのあるウェットを巻く時、どちらかというとスプロートベンドのG3Aを使う人が多いが、私は単に好みでリマリックベンドのJ1Aを多用する。


Silver
Doctor 3

シルバードクター3

Hook
写真はCODE M、G3AやJ1Aも

Thread
ブラック

Tail
スカーレットファイバーにピーコックスウォードを数本、ゴールデンフェザントのクレスト

Tag
シルバーティンセル

Butt
スカーレットウール

Body
シルバーティンセル

Throat
ブルーハックルとギニアフォール

Wing
バードウッドダックの上にブラウンマラード、さらに数本のピーコックスウォード

Head
クリア

私はサーモンフライ、ウェット、ストリーマーの各種シルバードクターがすべて好きだ。ティンセルボディは、シンプルだがデコボコにならないように巻くのは意外と難しい。フェザーウィングはすぐに形が乱れてしまうため、取り付け位置に入念なファウンデーションが必要である。時々巻いてみて、ドレッシングの腕を確認するのにちょうど良いフライである。


Great Sedge

グレートセッジ

Hook
写真はJ1A、G3Aも

Thread
ブラック

Tail
ゴールデンフェザントのクレスト

Body
ゴールドティンセル

Body Hackle
ハニーダン

Rib
シルバーオーバルティンセル

Throat
ブラウンパトリッジ

Wing
スペックルトフェザントテール

Head
クリア

セッジのハッチがある頃のキラーパターン。十勝川ではフライをピンポイントに落とすドライより、広い面をさらうようなSTヘッドによるパワーウェットのほうが効く。私は暖かい頃、このグレートセッジをドロッパーとしてよく使う。沢田氏はテールに極小のクレストを指定しているが私はこれくらいのサイズのクレストが好きだ。


King of Alexandra

キングオブアレキサンドラ

Hook
写真はCODE M

Thread
ブラック

Tail
ピーコックブルーネックファイバーとスカーレットグース

Body
ゴールドティンセル

Rib
シルバーオーバルティンセル

Throat
ブラックコック

Wing
ピーコックスウォードと黄色とスカーレットのマリードグース、上にゴールデンフェザントクレスト

Side
ピーコックブルーネックファイバーとジャングルコック

Head
クリア

ピーコックのスウォード、ブルーネックはいずれも水中での輝きが抜群である。その両方を使ったこのキングオブアレキサンドラは流れの中でも止水でも魚を強く誘惑する。かつて大雪湖でゴールデンウィークに、降りしきる雪の中で相棒があげたアメマスの口にがっちりと掛かっていた。私に当時敗北をもたらした憎き、そして今は愛すべきフライである。


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