当院のこころみ

グローブなど

口の中の細菌は体の中で一番多いという話をご存知ですか?
その数は10億個ともいわれ、体の中で一番細菌が多い場所が口の中といわれています
「そんな口の中だからできるだけきれいな環境で皆様に安心して治療を受けていただきたい!お口の健康を取り戻していただきたい!!」
これが当院の想いです
そこで当院では、歯科医師は勿論のこと、
診療スタッフ全員が患者さん一人一人につき手袋(グローブ)などを交換しています
当たり前のことでは? と思った方もいると思います
しかし!実は全然当たり前じゃない(ほとんどの歯科医院がやっていない)のが日本の歯科の悲しい現状です・・・
考えてみてください!!
前の人の治療後手洗いした後、自分の口の中にその手が入る・・
僕は気持ち悪くて考えられません
「当院では保険治療でしっかりした治療を通してお口の健康を取り戻していただき、ながく継続していただく」 をコンセプトに日々診療に励んでいます
 


ハンドブラッシング

現在日本人の死因第3位は、肺炎でありその大部分が口の中のばい菌が原因です
そんな口の中なのに、日本の歯科医療では歯の治療をする際、「汚れがついていようが上から詰め物をしたり、削ったりしているのが現状」です
これではばい菌の上から詰めたり、歯の中にばい菌を送っているだけで、将来的に重篤な影響を及ぼしてしまいます
「ハンドブラッシング??」
簡単に言えば、治療前に口の中の専門家であるスタッフによるお口の清掃です
考えてみてください
お医者さんが注射をするとき、これから注射をするところを消毒しますよね
それと同じ!
これから治療をするところをしっかり磨き、その上で虫歯を取り除いていくことが良好な予後につながります
当院では皆さんのお口の健康を守りたいという想いから
可能な限りハンドブラッシングを行ってきれいな状態で治療を行っています
なお、皆さんに使用している歯ブラシは当院からのプレゼントです!!
お一人お一人の歯ブラシを用意させていただき保管させていただいています

できるだけ歯を抜かず、絶対に手を抜かず

当院のスローガンはこれです!
「できるだけ歯を抜かず!絶対に手を抜かず!」
幕別町に歯科医院を開院し歯のない人を大勢見てきました
とある先生のホームページを眺めていて気になった言葉に
「歯医者はどこも同じではありません!」
という言葉がありました
本当にその通りだと思います!!
おかげさまで当院は大変多くの患者さんに来ていただき大変賑やかな診療所となっています
しっかりやっていない歯医者には患者さんは来てくれません
このことは皆様の当院への想いと受け止め、これからもスタッフ一同、真剣にかつ誠実に歯科医療を行っていきたいと考えています
「できるだけ歯を抜かず!絶対に手を抜かず!!」
皆様の健口を取り戻すお力になりたいと考えています


治療計画

よく言われていること
「歯医者は口の中しか見ない」
「それも歯1本しか見ない」
皆さんはこんな経験をしたことはないでしょうか?
「ある歯を治してしばらくしたら隣の歯がとれた(痛くなった)」
医療には治療計画というものがあります
一人の患者さんに対しどのような過程で健康を取り戻していただくかを決める地図!
これがちゃんと描けていないと、ながく健康なお口には絶対になりません!

気が付いたら歯が一本も残っていない・・・これは悲しいことです

やるかやらないかは(どこまで健康になりたいか?)は患者さんお一人お一人に決めていただくことです
しかし、その地図を的確にご提示しなくては、ご自身のゴール(健康)までの道のりはイメージできません

当院では健康を取り戻す正しい道筋(正しい治療計画)を皆さんにご提示させていただき、相談の上選択していただきたいと思います

ぜひ、皆さんでながく健口を維持していきましょう


土台作り

皆さんは「差し歯」をご存じでしょうか?
一般的に虫歯が大きく神経をとってしまった歯は、土台をたてて冠をかぶせます
この土台作りですが、実は非常に重要です
本来は虫歯を取り残しなくとって、型どりをして土台を立てた上でかぶせます
しかし、これには裏技?(ダメな方法)があり、土台を立てずセメントを入れておき、上からかぶせるという手法があります

一見この方法は
① 苦労なく
② 院回数も少なく
③ 歯科医院側もコスト
(しっかりと型どりをして土台を立てる行為は歯科医院の利益は0です)

がかからないという利点がありますが、実際は全てのケースとは言いませんが、ほとんどのケースが虫歯を取り残し、また隙間のある弱い土台になっています
当院のコンセプトは、皆さんのお口の健口を取り戻し、ながく維持していただくことです
当院では長持ちする診療方法(型どりをして土台を作る)を選択させていただいています
せっかくつらい思いをしてまで治していただくわけですから、それができるだけながく続くように・・・


入れ歯作り

当院では入れ歯を作る過程(型どり~調整まで)をすべて歯科医師が行います
当たり前の様ですが、私も最近知りましたがその過程を多くの歯科医院がスタッフにさせているという事です
入れ歯の最終的な型どりから完成、調整までは本来歯科医師の仕事です
(そこが僕達歯科医師と、入れ歯を作る技工士の腕の見せ所です)
確かにスタッフがやってくれると歯科医院はまわり、患者さんの待ち時間も少なくはなります
これではいけません!!
保険の入れ歯だろうと、保険外の入れ歯だろうと当院では、型どりから調整まで必ず歯科医師が行います
確かに入れ歯はなんでも噛めるものではありません
(これは歯科医師や技工士の間では周知の事実です)
しかし、その中で少しでも良いものを皆さんに供給できるよう当院の入れ歯は必ず歯科医師自らが作成しています