Wet Flies 2

Peter Ross

ピーターロス

Hook
写真はJ1A

Thread
ブラック

Tail
ゴールデンフェザントのティペット

Body
後半シルバーティンセル、前半レッドシールズファー

Rib
シルバーオーバルティンセル

Throat
ブラックコックハックル

Wing
ティール

Head
クリア

ピーターロスは、渓流でも本流でもその力を発揮してくれる。ウェットフライを使い、渓流で初めてヤマメを釣った思い出のフライでもある。「しかし、パトリッジのフックが好きな奴だな」と言われそうだが、*M*のフックを使って大物に伸ばされ、河原にへたり込んだことを思い出すと、ついついウェットに関してはパトリッジを使ってしまう。*M*も悪いフックではないのだが・・・。


Widgeon

ウィッジョン

Hook
写真はJ1A

Thread
ブラック

Tag
ゴールドティンセル

Tail
ウィッジョンショルダー

Body
オレンジシルクフロス

Throat
ブラックコックハックル

Wing
ウィッジョンショルダー

Head
クリア

上のピーターロスのティールより細かい模様のウィッジョンショルダーを使用した小さ目のウィッジョンは、渓流でメイフライのハッチがある時、良く効いてくれる。オレンジシルクフロスは一見、イエローのように見えるが、水中に入ると意外とくすんだ色になり、イマージしているメイフライの雰囲気がないこともない。


Emma

エマ

Hook
Daiichi #1530

Thread
ブラック

Tail
スカーレットファイバー

Body
レッドシルクフロス

Rib
ゴールドティンセル

Throat
スカーレットコックハックル

Wing
ジャングルコックボディフェザー

Head
クリア

Tips
ホールフェザーウィングはハックルプライヤーでストークの取り付け部分をつぶして、平らにしておく

ジャングルコックというと大抵の人はサイドに使うアイのような羽を思い出すだろう。しかし、ケープで買うと必ずボディフェザーもついている。もったいないという貧乏人根性で作ったエマは、渓流でイワナ、オショロコマに意外な効果を示してくれた。この写真のフックはDaiichiを使っている。パトリッジと同様、伸びたり、折れたりのない信用のおけるフックである。


Silver March Brown

シルバーマーチブラウン

Hook
写真はJ1A

Thread
ブラック

Tail
シルバーパトリッジフェザー

Body
シルバーティンセル

Rib
シルバーオーバルティンセル

Throat
シルバーパトリッジフェザー

Wing
ヘンフェザント

Head
クリア

フライをやってる人で、このシルバーマーチブラウンを知らない人はいないだろう。それ程有名で実績のあるフライである。この写真ではふっくらと巻いてみたが、細身に巻いたりして、色々な深さに対応できるようにしている。これは他のフライも同様。フックサイズだけでなく、巻き方にも色々バリエーションをつけておくと釣りの範囲が広がってくれる。


Oor Lass

オールラス

Hook
写真はJ1A

Thread
レッド

Tail
蛍光グリーンかレッドのフロス

Body
シルバーティンセル

Rib
ステンレスワイヤかシルバーオーバルティンセル

Throat
クラレットコックハックル

Wing
パープルバックテールにピーコックハールのアイの部分を数本

Side
ジャングルコック

Head
クリアかレッド

Tips
ちょっと少なすぎるのでは、と思うほどウィングを少なくする

オーラスと読むのだろうか? スコットランドに住む人に教えてもらったパターンである。彼地の古語で My Wife「私の妻」という意味があるらしい。アトランティックサーモンやブラウンに、暗くなりかけた時によく効く、とのコメントに実際使ってみて驚いた。十勝川で暗くなり、アタリが遠のいていたのに、このフライでアメマスを再ゲット。一体何が魚にアピールするのだろうか?


Connemara Black

カネマラブラック

Hook
写真はCS10/2

Thread
ブラック

Tail
ゴールデンフェザントのクレスト

Body
ブラックシールズファー

Body Hackle
ブラックコックハックル

Rib
シルバーオーバルティンセル

Throat
ブルージェイ

Wing
ブラウンマラード

Head
クリア

CODE MやN、CS10シリーズのフックに巻くとよく似合う。特にバートリートのCS10シリーズに巻いたカネマラブラックはいかにも魚を誘惑してくれそうで、期待でわくわくしてしまう。今までこのフライを通常のウェットフックに巻いたことがあっただろうか・・・。私はどちらかというと大き目のフックに巻いて、ちょっと濁りのはいった十勝川でのパワーウェットによく使う。


Jock Scott

ジョックスコット

Hook
写真はCODE N

Thread
ブラック

Tail
ゴールデンフェザントのクレスト

Tag
シルバーティンセル

Body
後半イエロー、前半ブラックシルクフロス

Rib
シルバーオーバルティンセル

Throat
ブラックコックハックル、ギニアフォール

Wing
ブルーとレッドのグースを半々にマリードし、ピーコックスウォードを数本

Side
ジャングルコック

Head
クリア

フルドレッシングを簡略化したジョックスコットはやはりCODE MかNが似合う。 実を言うと私はトップにピーコックスウォードを付けるのが、少々苦手である。何度やってもあちこちに飛び出してしまい、うまく巻けない。ちゃんとストークに着けたまま方向を定めてスレッドをかけるが、巻き直すことが多い。それでもせっせと巻いてしまう魅力と破壊力のあるフライである。


Great Bustard
(No Name)

ノーネーム

Hook
写真はJ1A

Thread
ブラック

Tail
ゴールデンフェザントのレッドダイドクレスト

Tag
ゴールドティンセル

Body
オレンジシールズファー

Rib
ゴールドオーバルティンセル

Body Hackle
作者の指定はパトリッジだが長いパトリッジがないので、ダークブラウンのハックル

Throat
パトリッジ

Wing
フロリカンバスタード

Head
クリア

このフライには名前がない。私は「あのウェット」とよんでいる。作者のツィードリバーオーナー河部氏に名前をつける気がないようなので、あえてノーネームということで・・・。ボディカラーにバリエーションがあり、どんな魚にも効く。私は#4や#6を中心にパワーウェットでドロッパーに使うことが多い。(’99年4月1日)

現在このフライには河部氏によってグレートバスタードという名前が与えられている。(’99年10月3日)


My Fly Box

Wet Flies 1

My Fly Box Menu

Wet Flies 3


十勝の自然とフライフィッシング Menu

TOP

十勝の魚

My Fly Box

ウェットフライ入門

釣行記

写真と随筆

自然の中で

自然の音声

十勝歳時記

十勝川の四季

リンク
掲示板
おまけ
花鳥魚月


ご意見、ご感想は

flyman●octv.ne.jp

巡回ロボットによるメールアドレスサーチ防止のため「@」を「」に置き換えています。 お手数ですが、コピー&ペーストをしてアドレス中の「」を「@」に打ち直して送信して下さい。