何とも訳の解らないタイトルだが、他につけようがないので、あしからず。釣行記を読みたい方は三枚目の写真から読んでもOK。
この猫はうちの飼い猫で、’97年にうちに来て以来、病気の連発で随分と手間のかかる猫だった。過去形で書いたのは、この釣行の二日前、ちょうど彼岸に突然死んでしまったからである。
少々、ボ〜ッとしたところのある猫で、なかなか意思表示をせず、何をされてもされるがままの猫だった。海苔が好きで、薬を飲ませるにはこれに包むと上手く飲んでくれるので、病院で出される薬も何とか飲ませることが出来た。海苔を見るとスイッチが入り、急に眼が生き生きとしてきたものである。
私にはよくなついていて、ゴロリと横になっていると、右の脇に入って一緒に寝ていたものである。腹を揉まれるのが好きで、グリグリと揉んでやると喉を鳴らして喜んでいた。
左のフライはバスタードアンドクラレット。実は前日(24日)に、毛布に着いていたこの猫の毛をシールズファーに混ぜでボディを作ってある。何となくそんなものを作ってみたくなり、このフライを含めて5本、遺髪ならぬ遺毛を織り込んで巻いてみた。
昔、ヤツの尻尾の毛でヘアーウィングフライを巻いたことがあったっけな〜等と思い出しつつ巻いた。
今週始めに週間天気予報を見ると25日に気温が上がり、条件が良さそうだった。
猫が死んですぐなのに、釣りに出かけるのも憚られたが、まあ、魚好きの猫のことだから許してくれるだろうとか、遺毛を入れての供養なのだから等と思い、行くことにした。
予報通りの好天、気温は25度の夏日であった。午後4時、無理やり時間を作って十勝川に入る。藪漕ぎ中にイラ草に触ったらしく、右手の甲がイガイガする。
最初は魚の気配も何もないが、暗くなってからが勝負と解っていた。とりあえず8番9ftにタイプ2のSTヘッドで軽く沈めて探ってみる。20cm台のニジッコがパラパラと釣れるが、場を荒らしそうな気がしたので、早々にやめて川原に座り、水面に注意を払う。
日が西に傾き、虫が山盛り沸いてきた。最初は蚊かと思ったが、どうやら小型のガガンボみたいで、刺される心配はないが、鼻に入ったり、眼鏡の内側に入られるのには閉口した。くわえタバコで防ぐが、ずっと吸っていなければならない。
ライズが始まったので、ラインをフローティングのSTヘッドにチェンジ・・・・と、スプールが違う!!
私は6番用と8番用のリールはサイズ違いで同じ物を使っている。ロッドが8番なので、当然8番用のリールを持ってきていたが、スプールはフローティングのSTヘッド6番用の物を持ってきてしまっていた。見た目が同じなので、間違ってしまったのだ。いつもならバッグにしっかり備品をそろえているが、藪こぎを考えて必要最小限の物をベストに詰め込んでいた。これは痛い・・・。
しかし、セットしてみたら、ご覧のように径が少し違うが、きっちり納まってドラグもちゃんと効く。ホッと一安心。7番のSTヘッドなので、ちょっと軽いが、距離が必要な場所ではないので、十分に戦える。
ティペットは大物が来ても強引に寄せられるように1X。太いと思われるかも知れないが、暗くなればティペットの太さは全然問題にならないので、なるべく早く寄せて早く離すためにも太目を使う。
フライはリードにシルバードクター8番、ドロッパーに上記のバスタードアンドクラレット8番を結ぶ。フライの選択は「このフライで釣りたい」が基準である。
私は暗くなってからは、ロストしない限りフライチェンジはしないようにしている。時間が惜しいのである。暗い中、小さいライトの明かりで、悪い目で、焦りながらチェンジするのは時間がかかって仕方がないからだ。
静かに川の中に入り、ラインを伸ばす。しかし、期待していたほどのライズがない。時々、小さめのライズが散見されるだけである。こうなりゃブラインドだ。普段からウェットオンリーの私は、ブラインドの釣りには慣れている。ここと思う所を流して、ラインにテンションをかけてターンさせる。心地よいアタリがあり、ニジッコが面白いように釣れる。一発で今日のキモが取れたようだ。
少し遠めに距離を取るとサイズアップし、30cm台が2匹、小さいのに混じって釣れた。6時前、ここと思う所でターンをさせるとズシンと来た。一気に上に走り、グングンと引いた後、痛恨のバラシ・・・。今日はこれでアウトかなと半分諦めムードで流していると、5分もしないうちに再度良いアタリが来た。
今度はしっかりフッキングしているようだ。余っているラインを巻き取り、ドラグを調整し、取り込みを考えて少し深めの所に位置取る。無茶苦茶走るのをやり過ごして、流れの中で上流を向かせて、ラインに一定のテンションをかけて定位させる。この状態をキープすれば、魚の消耗は早い。しかし、突然暴れることが当たり前なので、いつでも対応出来るよう、手首は柔らかく構えている。
二度、流れから出て暴れたが、誘導して流れの中に戻す。フッと軽くなり、ヒラを打ったのが見えたので、ランディングネットを出す。どうやら降参したようで、一発でネットに入ってくれた。
40半ばの太いニジマスだった。この一匹で何となく納得したので、納竿。今までリードのシルバードクターに来る魚が多かったのに、この魚は例のバスタードアンドクラレットに来ていた。単なる偶然だろうか?それともヤツが恵みを垂れてくれたのか・・・。
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花鳥魚月 |
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