’09年10月25日 十勝川&某川釣行







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本来、十勝川のアメマス釣りは11月に入ってからやるのがいつもの年であるが、今年は一週間早くやってみた。若いルアーマンと一緒に午前9時頃に有名ポイントに入ってみる。濁りが入っているとの情報もあったが、それほどでもなかった。しかし、水量が半端でなく、フライでは魚のいると思われる所まで飛ばすことは不可能である。

まあ、大水が何度かあったので、底の様子も変わっているだろう。それを探っておくだけでも価値がある。「やってみるか」と最近入手した10-11番15ftにタイプ2のSTヘッドで始めてみる。リードにブラックアンドジェイ6番、ドロッパーにダンケルドトラウト6番、ティペットは2X。振ってみると、意外と軽く、確かによく飛んでくれる。

数投で彼にアタリがあり、丸太のようなウグちゃんが来た。それを見て笑っていた私にも同様・・・。その後、彼はスプーンを上手く転がし、次々にアメマスをゲット、二時間半ほどで1ダースを釣る。私はタイプ3にラインをチェンジしたりして、ようやく4匹。しかし二人とも30cm〜40cmの小型ばかりで、ウグイも多くイマイチだった。



昼前まで十勝川でやって、二週間前に入った某川に移動する。と、よく一緒に釣りに行くFFMの相棒が一人で悠々と釣っていやがる。私の前の釣行記を見て、場所を知っている奴はこっそり入ったようだ。もう数本釣ったとのこと。

二週間前に入った時はけっこうな水量があったが、大幅に減水して魚の居場所がかなり限定されている。6番9ftにタイプ2のSTヘッドをセット。始めてみるが、私たち二人が入った時には、魚のスイッチが切れたように全く反応がなくなってしまった。

大き目のフライは全然ダメみたいなので、3Xのティペットを長めに継ぎ足し、リードに10番のピーターロス、ドロッパーにダンケルドトラウト8番を結んでゆっくり目にリトリーブすると、リードにようやく反応があった。防水カメラで水中のアメマスを撮ってみた。手が痺れるほど冷たかった。


しかし、連発で来ない・・・。さらにティペットを長くし、リードを12番のティールアンドシルバーに換える。ピーターロスのシルバーティンセルのボディ部分に反応があったような気がしたからだ。そして、STヘッドをタイプ3に換え、早めに沈めて誘いをかける。

すると連発とは言えないが、何とかキャッチできるようになってきた。
反応が悪い中、それなりに何とか釣る。サイズは40半ばから50半ばの良型が出る。6番のロッドなので、なかなか楽しい。

アタリが遠のくと川原に座り込んで自分も休み、魚も休める。再び始める、と、ドスンとアタリがあった。あまりの強さにスレかと思った。ズンズンと重い引きがグリップに伝わり、ラインがキュンと鳴る。群れからなるべく離したいが、思う通りに誘導できない。




四苦八苦してようやくランディング。小さな12番のシルバーマーチブラウンを捉えたのは、61cm鼻曲がりのオスだった。その後、キャスト位置を変えたり、リトリーブスピードを変えたり、流し方を変えたりして、何とか「つ」を抜くまで釣った。

山の中の川なので、山際に太陽が沈むとモードも変わるかと期待したが、そうもいかなかった。午後5時前までやって納竿。後半はバラシも多く、スレも連発とどうもイマイチだった。しかし、釣果としては私にしては上出来。

十勝川の水量を見れたし、一ヶ所だけだったが、底の様子や流れの様子も偵察できた。来週からの本格的十勝川アメマス釣行がますます楽しみになってきた。




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