’10年3月7日 十勝川釣行







枠のある写真はクリックすると大きな画像になります。
別のウィンドウで画像が出ますので、ブラウザを閉じて戻ってください。






今シーズンは雪が多く、川に入りにくい状態だったので、昨日3月6日がフライフィッシングの初釣行だった。6日は有名ポイントで人の隙間に潜り込んで、何とか小さいアメマスを2匹釣った。

今日3月7日はルアーマンとの釣行になった。昨日のトンでもない人の多さに辟易していた私は、彼のお薦めの場所に入ってみることにした。しかし、車を停めた所から、ご覧のようにけっこうな距離を歩かなければならない。雪がなければ何ということのない距離だが、雪が体力を容赦なく奪っていく。

入りやすい=人が多い。歩きを覚悟する=人が少ない。これが今の十勝川の等式である。



入った場所は風が向かっており、フライにはけっこう厳しい条件だったが、頑張って振ってみた。しかし、全然反応がない。全体的にちょっと浅めで、流れに変化が少ないのである。と、携帯にメールが入り、少し離れた所で釣っていた連れがアメマスの画像を添付してきた。左の58cmの良型である。

その場所は後ろが切り立っており、私の今日のタックルである8番13ftと10番15ftのシューティングロッドには厳しい場所である。見れば、確かに流れがこちらにぶつかっており、手前がえぐれている。次回来る時はスペイロッドを持って来るべきだな、と偵察完了。

私はアタリもなしの丸坊主だったが、良い場所を教えてもらった。雪の中をのた打ち回ってヘロヘロになりながら、次の場所に移動。



次の場所は有名ポイントで、ご覧のように人がずらりと並んでいる。しかし、案外盲点になっている所が空いていたので、入ってみることにした。ここは深さもよく解っているので、8番13ftにタイプ2のヘッドを乗せて川に入る。

人が入れ代わり立ち代り入っているはずなので、でかいストリーマータイプのフライはもう見慣れていることだろう。そこで、6番のピンクバットスカンクをリードに、ドロッパーに8番のモントリールを2Xのティペットに結ぶ。ドロッパーは何度かチェンジしたが、リードはバットカラーを変えたスカンクで押し通した。

風が追いかける場所なので、軽く振ってもしっかり飛んでくれる。思った通り、すぐに反応があり小さいアメマスが連発で釣れた。




周りがあまり釣れていない状況だったので、少し気を良くして振っていると、重めのアタリが来て、首を振るアメマス独特の引きが伝わってきた。小型のアメマスは川の中で写真を撮ってリリースしていたが、これは40cm台後半だったので、雪の上で撮影。ピンクバットのスカンクが口の先っぽに掛かっている。あまり良い喰い方ではない。

その後、ガイドの氷を取りつつ、全部で6匹のアメマスを釣ったが、スカンクが今日のアメマスの好みだったようで、4匹が掛かった。連れのルアーマンも5匹上げ、上々だったようである。

しかし、バラシも二つあり、取れなかったアタリらしきものもあった。底を払っているのかと思っていたが、つまむようなアタリだったのかも知れない。まあしかし、今日は超ハイプレッシャーの中である程度出せたので、良しとしよう。




’09年10月25日 某川 釣行記メニュー ’10年3月17日 十勝川





十勝の自然とフライフィッシング Menu

TOP

十勝の魚
My Fly Box
ウェットフライ入門

釣行記
写真と随筆

自然の中で

自然の音声

十勝歳時記
十勝川の四季

リンク
掲示板
おまけ
花鳥魚月

ご意見、ご感想は

flyman●octv.ne.jp

巡回ロボットによるメールアドレスサーチ防止のため「@」を「」に置き換えています。 お手数ですが、コピー&ペーストをしてアドレス中の「」を「@」に打ち直して送信して下さい。