’10年3月17日 十勝川釣行







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十勝の三月は暖かくなったり寒くなったりを繰り返す、まさしく三寒四温である。真冬に戻ったような日もあれば、最高気温が10度近くにまで上がる日もある。三月、私は水曜日と土曜日が休日になるので、十勝川に行けるが、この三寒四温に見事にはまると、休みの度に天気が悪くなるのを繰り返してしまうことになる。

今日も天気は悪くないが、ご覧のように風が強く、左岸に入ると真正面から風を受けることになる。根性なしの私は、風が追う右岸に入った。

午前10時頃、川に着いて驚いた。濁りがひどいのである。ルアーマンが三人入っているだけだが、あまり釣れていないようである。


ノーネームキールフライ
Hook
TMC200R 2番〜8番
Thread
何でもOK
Body
各色シェニール
Rib
ゴールドオーバル
Wing
ホワイトバックテール、フラッシュをベース。各色バックテールを2種類。一番上にピーコックハール数本。
Side
ピーコックブレスト、ジャングルコック
Head
ブラックまたはレッド
バックテールの色と量は随意。この写真はピンクとスカーレットの組み合わせ。右のアメマスがくわえているのは、少な目のブラックと多めのオレンジの組み合わせ。


フライの選択・・・・川の濁りを見て、珍しくしばらく考えてしまった。左の4番のキールタイプのストリーマーをリードに、ポーラーシュリンプ6番をドロッパーに結んでみた。オレンジのセットである。

このキールフライは早い話アクアマリンの変形で、バックテールの組み合わせをいろいろ変えて使っている。沢田さんが見たら怒るだろうな〜・・・。

これがダメなら、ブラックのセットでやってみようと思っていたが、その必要はなかった。

10-11番の15ft、シャープスオブアバディーンのアクアレックスにタイプ2のシューティングヘッドを乗せる。このロッドは最近入手したのだが、何となく感じが合っていて、投げやすく思う。

ノタノタと川に入る。膝の深さになるともうつま先が見えないほどの濁りである。


すぐにアタリがあり、小さいアメマスが出た。ルアーマン達はもう上がり、私一人の釣り場になっているので、キャストアンドダウンを繰り返して、広い範囲を探っていく。ガイドが凍るので時々川面にロッドを浸けて解凍する。




誰もいない釣り場は気持ちがいい。これで風がなければ言うことがないのであるが、左から猛烈に吹く時もある。風が息をつく時に、一度のフォルスキャストでシュートする。ところが、魚信が続かない・・・。

一時間ほどやってみたが、入ってすぐに釣れた一匹だけである。そろそろフライチェンジするかな、と考えていたら、少しよい引きが来た。45cmほどのアメマス。そして、流れが少し変わる場所に差し掛かると、ほぼ10分間隔でリードとドロッパーに交互に掛かり始めた。

やはり、人を気にせず、自由に流せると楽しい。普通、私はキャストして4歩ダウンする。しかし、その場所ではキャストした後のダウン2歩にして重点的に流したり、ダウンせずに少しアップにキャストして同じ所を流したり、やりたい放題で十分に楽しんだ。





水温が上がってきたので、魚の活性も上がったようである。流しきったフライを回収するリトリーブをしている最中に、ゴツンと持って行く奴もいた。先日(7日)のアタリは微妙なものばかりだったが、今日のアタリはズッと持っていったり、いきなりグリグリと来るのもあった。

昼過ぎ、風の吹き方が尋常ではなくなってきたので、降参。全部で6匹、最大でも45cmほどだったが、連続して釣れた1時間がけっこう楽しかった。

短い時間だったがアメマス釣りをやっている、という感じがする楽しい釣行だった。




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