帯広氷まつり

自衛隊の大雪像作成風景市民による小雪像作成風景

北海道の冬の催しといえば、大抵の人は札幌の雪祭りを思い出されるでしょう。しかし、一月終わりから二月はじめの頃は各地でいろんなまつりが開かれています。「帯広氷まつり」もそのひとつです。

私は「祭り」と名のつくものは、あまり好きではないのですが、帯広氷まつりは市民に密接したところがあるので、よく出かけます。

ご覧のように、自衛隊が作る大雪像もありますが、市民が職場、家族、学級単位で参加して作る小さな楽しい雪像もあります。近隣氷像作成風景の小学校の児童が作った氷のお面等、我が子の作品も展示されています。

雪像だけでなく、氷像も作られます。チェーンソーやノミを使い、氷を削り出していく様子は見ていて飽きません。私は作成中の様子が好きで、本番より多く訪れます。
無心に氷を削る人、分担を決めてわいわいと楽しそうに作っている家族、先生ばかりが一生懸命になっている学級・・・。


夜の氷像雪像の通りさて、出来上がった雪像や氷像です。

昼間に見物するのもいいですが、夜は様々な色にライトアップされていて、別の趣があります。夜間は人も少なく、じっくりとカメラを構えて撮影出来るのも楽しみのひとつです。

’99年の氷まつりでは、夜間に氷像が一基、心無い人に壊されるという事件がありました。作成中の様子を見ていた私は、作者の気持ちを思うと気の毒でなりません。


大雪像夜景右下に立つ人と比べると、雪像の大きさがお分かりになるでしょうか?

夜空に浮かび上がる大雪像は神秘的で、寒さも忘れます。’99年はピーターパンをテーマとしていたため、中央にフック船長の海賊船があります。

写真には入っていませんが、氷の滑り台も毎年作られ、子供たちの人気を集めています。昼間は雪合戦やスノーモビルの試乗会等の催しもあり、寒い中一日歓声が絶えません。

寒さや雪を敵と考えるか友と考えるかで、冬の楽しみ方が変わってきます。市民に密着した帯広氷まつりは、寒さと雪を友とした楽しい企画です。これからもあまり巨大化せず、今の規模で続いていって欲しいものです。

雪像の 眸や我を 見つめおり 乱知恵


下の映像は2012年の帯広氷まつりの様子です。


糠平湖のワカサギ釣り

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