3月は毎年上旬から中旬にかけてちょっと時間に余裕が出来る。今年は雪も少ないので、雪の中をエッチラオッチラと苦しむこともないだろうと、十勝川に出かける。
朝に雪が降ったので、出発を少し遅らせ、午前10時半頃に川に着く。#8の13ftにタイプ2のシューティングヘッドをセットする。ウィークディにもかかわらず、川にはすでに10人ほどが入っている。朝に降ったばかりの雪の上には画像のようにたくさんの足跡がある。
空いている場所があるので、先に入っている人に一言挨拶してウェーディング。さて、どのフライで始めるか・・・とりあえず胸のパッチに付いていたヘアーウィングの黒系ウェット#8を結ぶ。
3ヶ月振りのキャスティングなので、ちょっと短めにランニングラインを出して軽く数キャストする。ちゃんとターンする距離を確認しながら感覚を取り戻していく。しかし、やはり久しぶりなので、時々ターンをせずにフニャッとリーダーが川面に落ちたり、バックキャストが悪いためループが横になったりする。また今年もキャスティングをしっかり練習しないと・・・。
ミスキャストをしたので、「しまった〜」と思いながらラインを少しリトリーブして、一応フライ先行で流す。すると、こういうときに限ってゴツンと来た。どうせ乗るならピシッと投げた時に来て欲しかった・・・。寄せてみると、いい所にガッチリかかっている。フッキングポイントに関しては、思ったとおりの釣れ方だったので、半分納得。30cm台半ばのアメマスだった。川の中で写真を撮って、リリース。
他の人はどんなフライを使っているのか、距離があるので解らない。しかし、ちょっと濁りが入っているので、黒系がよさそうだ。とりあえずヒットフライなので、同じフライを投げ続けてみる。
しばらくしたら、またゴンと来た。今度はちょっと重く、引きも強い。慎重に寄せると50近くあるアメマスだった。アクロスの最中に来て、しかもフライが思い通りの所にガッチリかかっており、完全納得の一匹。しかし、餌が少ないのか痩せていて、お腹の部分がへこんでいる。これはロッドと一緒に一枚。
その後、投げ続けるが、上流の方の人達に数匹がヒット。群れで動いているのか、釣れ始めると同じ所で釣れるようである。
私の入っている場所は、しばらくアタリもない。一応、フライをチェンジしていろんな流し方をしてみるが、時間だけが過ぎていく。
出発前に天気図を見て、昼頃からちょっと風が出るかもしれないと予想していたが、それが的中した。雪がドッと降り出し、風も強くなってきたので、納竿。今年の最初の釣行は坊主ではなかったので、よしとしよう。右の写真は午前中の穏やかな時の十勝川。
今回の釣行ではウェーディングジャケットの内ポケットに入れてあるはずのティペットがなかった。車から離れる時にちゃんとポケットのチェックをしておけばよかった、と川の中で反省することしきり。根掛かりの少ない所なので、何とかなったが、次回はちゃんと入れて行かないと・・・。
毎回、何かずっこける・・・・。
おまけ
三日後の3月11日、早朝に時間が取れたので、チョコッと同じ場所に出かけてみた。土曜日、この時期の十勝川はラッシュ状態になる。大げさなと思われるかもしれないが、私が入った時は私を含めて二人だったが、午前8時半に上がる時は20人はいたと思う。
前回、ちょっと沈みすぎているかな〜と思ったので、今回はインターミディエイトのSTを使う。ロッドも#6の9ftシングル。ウェーディングジャケットの内ポケットにはちゃんとティペットも入っている。
この日の釣果は一匹目が30cm台半ば、二匹目は40cm台半ばだった。ただ、この日の二匹目はごらんのように皮一枚・・・よく上がってくれたものだ。
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’05年8月12-13日 知床方面某川 |
釣行記メニュー | ’6年7月2日 某川 |
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花鳥魚月 |
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