’12年7月22日 某ダム湖ニジマス釣り






先週の源流釣行の際は通常のフィッシングベストを着ていた。しかし、今日はダム湖でのボート釣りなので、万一を考えて一応浮力材入りのベストを使う。ポケットの中身を入れ替えて、バッグも小さめのウェストバッグにする。

自転車でアプローチしなければならないので、なるべく荷物を少なく、軽くしておく。と言ってもボートやら色んな荷物を荷台に乗せて走るのはてつろうさんだが・・・。まあ、気持ちの問題である。

午前10時前に私達が毎回母港にしている所から出発する。気温は17度だったが、日差しがあったのでもっと暖かく感じた。今日も少し風が強めで、漕ぐのが少々厳しい。こういう日はボートを一定の場所にホールドしておくのが難しい・・・。ライズは全くないし、厳しい釣りになりそうな予感がした。


ロッドは6番9ft、ラインはインタミのST、リーダーは3Xの全長13ftほど。パイロットフライにしているタップスインディスペンサブルをリード、ドロッパーにジンジャーウィングレスを結んでみる。

しかし、一時間振っても出ない・・・。どうも魚が上を見ていないようなので、ラインをタイプ2のSTにチェンジする。それでも出ない・・・・。フライもちょくちょくチェンジしてみるが、出ない・・・。

てつろうさんは30台のニジマスを釣ったので、私に振らせてくれるが、それでも出ない・・・。昼過ぎ、岸に着け、おにぎりを頬張りながら「もうちょっと沈めてみるか」とか「フライを通常のウェットに換えてみるか」など、色々と考えてみるが、打開策は何にも浮かばない。



昼からボヤキながら振っていると、キャストした付近でライズがあった。ロッドを立ててアワセるが、全く手応えがない。「しまった、アワセ損ねた」と思ったが、スラックがあったようで、一呼吸置いてグイッとラインを引き込まれた。完全に向こうアワセだった。よく乗ってくれたものだ。

ロッドを立てて、ファイトに入るが、ラインをリトリーブできない。リールファイトに持ち込んだが、グイグイとラインを出されて、止められない。シューティングヘッドが完全に水中に没し、湖面に刺さったシューティングラインしか見えない。深い所で一ヶ所に止まっているようなので、無理に寄せずにゆっくりリールを巻いてプレッシャーをかけながらへばらせる。

5分ほどかけてようやくネットに入れたニジマスは泣きの49cm。12番の小さなジンジャーウィングレスを口の中に仕舞い込んでいた。とんがり顔のオスで、どのヒレもピンピン、赤いホッペが印象的だった。


その後、午後2時前「ゴー・・・」という飛行機の爆音のような音を聞いた後、石が湖面に転がり落ちた。後で聞いたのだが、震度3の地震があったそうだ。ボートに乗っているとずっと揺れっぱなしなので、全く気付かなかった。

てつろうさんにも43cmの丸々太った強力なメスが釣れ、二人とも満足。うだうだと続けてミソをつけるより、ここですっぱり止めようということに意見が一致。3時過ぎには上がることにした。

下の映像はベストの胸のポケット固定したカメラで撮ったものだが、リールを巻く手ばかりが映ってしまい、魚影はイマイチだった。ファイトの雰囲気だけでも・・・。後半はてつろうさんのファイト風景を私が手持ちで撮影した。取り込みの前後を撮れた。

釣りの動画撮影は本当に難しい・・・現在色々と研究中で、将来もうちょっとマシな映像を、と思っている。













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