’12年8月12日 知床釣行






毎年毎年、飽きもせず、よく通うものだと自分でも思う。釣果を求めるのなら、地元の川でオショロコマを釣ることは出来るが、あのロケーションを楽しむことは、知床でなければ出来ない。

原生林の中を流れるジンクリアの川は多少の雨にはびくともしない。その証拠に今回の釣行直前、けっこうまとまった雨が降ったが、少し水位が上がっているだけで、水は全く濁っていなかった。

今年も11日の夜に釣り仲間と車を走らせる。曇りの予報が出ていたので、諦めていたペルセウス座流星群だが、現地に着くと時折霧が通るが、星が見える。そこで、一眼をセットして、観望する。向けていた方向では飛ばなかったが、肉眼ではいくつか見ることが出来た。画像は夏の大三角、このど真ん中で飛んでくれたら画になったのにな〜。

体は虫除けを塗っていたので、大丈夫だったが、頭を三ヶ所虫に刺されてしまった。真夜中過ぎ、もう一人がテン場で合流。時々シマフクロウの声に目を覚ます・・・・。


午前7時過ぎ、川に入る。ロッドは2−3番竹竿。今年四月にヤフオクで落とし、最近多用している。訳ありの品だったので、格安であった。普段使いに大いに使っている。この後、このロッドに悲劇が・・・。

ラインは3番、ティペットは3X全長7ftほど。最初はドロッパーにジンジャーウィングレス、リードにリトルオリーブフリンフビーズヘッドを結んでみる。

川に入って始めてみるが、今年は低水温のせいか出がイマイチよくない。深みにいるようで、掛かるのはビーズヘッドのあるリードばかりである。まあ、水温が上がってくれば何とかなるだろうと、三人で釣りあがる。

予想通り、気温が上がり始めると出がよくなってきた。しかし、今年は去年ほどヤマメが出ない。分かっているようでも、毎年「初めまして」状態である。


釣り上がっていると、上流から2人釣り下がってきた。この川で釣り人と遭遇したのは初めてだ。車が停めてあれば、その場所を避けて入れば、人と遭うことはない。しかし、今年は12日が日曜日にあたる巡りで、人が多いようである。

しかし、すれ違った後でも特に問題なく魚が出るのが、この川のすごい所である。何事もなかったかのように三人で釣り上がる。昼近く、そろそろ上がる予定の所のはずだが、どうも林道に上がる流れ込みが見つからない。

仕方ないので、元来た川の中をもどり、テン場で昼食。その後、一人は今日の夕方に帰る予定なので、もう少し別の場所でやることになった。私ともう一人は夕方に釣る所に移動して昼寝。


午後三時過ぎに二ヶ所目の場所に入る。ここは毎年この日、この時間にいる場所である。今年は水が多く水温が低いせいか、夕方になっても日中と同じ程度の出だったので、6時には切り上げる。

予定では一泊して翌日もと思っていたが、天気が下り坂になっている。午前中やって昼からオホーツク海沿いの原生花園を見て帰ろうと思っていたが、帰ることにした。雨の中、原生花園の散策は楽しくないからだ。

実はこの釣行で、例の竹竿を折ってしまった。フォワードキャストに入った瞬間、ブッシュに引っ掛けティップをポッキリ・・・。せっかく気に入っていたので、修理して使おうと思っている。予備竿を持っていたので、問題はなかったが、もったいないことをした。

画像は私の釣り姿、何とも緊張感のない釣り姿だが、これがいいのである。

今年はHD録画可能な小さいビデオを持って行って、所々で撮影した。編集ソフトの使い方もようやく慣れてきたので、少しマシなものが出来たと思う。知床釣行の雰囲気はお伝えできるかと・・・・。是非720HDでどうぞ。



竹竿のその後についてはこちら








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