’02年10月20日 山のダム湖







アメマス40中頃、かずゆきさん撮影。戦後最大の台風と言われた’02年の21号は、北海道をも駆け抜け、被害をあちこちに残していった。台風の通過後、私は私用で一週間ほど十勝におらず、帰ってきてからの日曜日もヘタって家で沈殿していたので、二週間ぶりの釣行である。

19日深夜、帯広を発って現場に行く。途中、釣り場に近くなると林道がボコボコになっている。台風の雨で洗われて、無茶苦茶状態になったのだ。さらにいつもの野宿ポイントも、水が覆った後の泥が積もっていて入れないので、ちょっと違った所で車中泊をする。

20日午前五時「雨のち虹」のかずゆきさんが来る。実は前日にかずゆきさんがリサーチしてくれており、いい釣果があったとの情報を得ていた。

そのままでは膝くらいまで泥に埋まり、動きが取れなくなってしまうので、二人で泥の上に流木を置いて釣り場を作り、キャストを始める。10分程でかずゆきさんにアメマスがヒット・・・同時に私にもヒット。しかし、私は目前でバラシ・・・・。


50UPのオス、よく引いた。その後アメマスが連発でヒット。魚のコンディションは抜群で、サイズの割にはよく引く。ニジマスかと思うほどの走りも見せてくれる。

しかし、釣れるフライはスカンク、鮭稚魚マツーカ、オリーブウーリーバッガーと様々・・・・さらに、ヒット場所も深さもバラバラである。どうもパターンが読めない。ラインはインタミを使っているが、魚のいる層に合っているのか自信がない。

ちょっと時間を置いて、沈め気味にしたら連発で来たので、深めの所にいたのだろうか・・・?その後、タイプ2でも2匹来たので、思っていたより深い所を魚が徘徊していたのかもしれない。

やがて釣り始めて2時間ほどした時、キャストしたフライをリトリーブし始めた時、ゴンと来た。STヘッドがロッドティップに入るまでは割と簡単に寄って来たが、そこからが大変だった。あっちへこっちへと走り回り、空気を吸わせてへばらせてもまた沖へと走る。リールで対応して、ようやく上げたのは50UPのオスのアメマスだった。それにしても強かった・・・・。



柏林の紅葉かずゆきさんは仕事があるので、7時半頃に帰り、私はその後二匹のアメマスを追加して9時過ぎに納竿。

久しぶりにアメマスの野太いゴンゴン引きを味わえたので、短い時間であったが、十分に楽しめた。30台一匹、40台5匹、50台一匹の釣果だった。

行きは夜だったので、景色が見られなかったが、帰りはゆっくりと紅葉を楽しみながら帰る。十勝は今、紅葉の真っ盛り・・・木々は赤、茶、黄と染め分けられ、短い秋を迎えている。







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